「ドパガキ?」精神的なタフさがない。「ダラケ病」の沼から抜け出すためには?
「自分にはどうも、精神的なタフさが足りていないんじゃないか?」
最近、ふとそんなことを考えます。
やるべきことや、やりたいことは山ほどある。
なのに、いざ取りかかろうとすると、
どうにも体が重い。
気がつけばソファや布団にゴロゴロとなだれ込み、気づいた時には手にスマホを握りしめている。
そこから始まるのは、終わりのない「ダラケ」との戦い。
■気がつけば、YouTubeショートの無限ループ
特にタチが悪いのが、YouTubeショートのような縦型動画です。
「ちょっとだけ見よう」
そう思ってアプリを開いたはずなのに、
無意識のうちにスワイプを繰り返す。
次から次へと流れてくる数秒の動画を追いかけてしまう。
クスッと笑えるネタ、
衝撃的なスカッとする話。
美味しそうな料理の映像、
謎の海外雑学……。
次に出てくる映像の誘惑に抗えず、
気づいた時には1時間、2時間が平気で溶ける。
画面を閉じたあとに残るのは、
目と肩のドッとした疲労感。
「また今日も無駄な時間を過ごしてしまった」
という重い罪悪感。
「自分は何をやっているんだろう……」
最近ネットでよく見かける「ドパガキ」。
(脳内でドバドバ出るドーパミンに支配された状態のことだそうです)
そんな言葉が、不気味に突き刺さります。
精神的なタフさどころか、目先の快楽に振り回されている。
情けないなーと思ってちょっと落ち込みました!
■メンタルが弱いから負けるのではない
疲れていても淡々とやるべきことをこなす。
自分の機嫌は自分でコントロールできる
そんな「タフな人」、いますよね。
何アレ。ずるい。
達観しているんでしょうか。人生何回目?
それに比べて自分は、ちょっとした気分の乗らなさや手軽な刺激にあっさり負ける。
ずっと「自分の意志が弱いからダメなんだ」と思っていました。
しかし…まぁ無理ゲーです。
考えてみれば、相手は世界最高峰の技術者やAIが
「どうすれば人間が長く画面を見続けるか」
そんな事を研究し尽くして作ったアルゴリズム。
そんな最強のエンタメに対し、
「気合」や「根性」だけで挑もうとすること自体、
そもそも無謀だったのかもしれません。
つまり、わたし「タフじゃない」からダラケてしまうのではなく、単純に「脳が強烈な刺激にジャックされているだけ」なんじゃないか。
そう…つまり、わたしは悪くない。
そう考えると心が軽くなりました。(強引)
■「タフさ」に頼らず、ダラケ病と付き合うコツとは?
メンタルを急に鍛えて「鉄の意志」を手に入ればよいのです。
いや、そんなことは無理です。
だからこそ最近は、気合で戦うのをやめて
「行動のハードルを極限まで下げる」ことにしています。
1. スマホを物理的に遠ざける
意志の力でスマホを見ないようにするのは不可能。
それならば「立つのが面倒くさい場所」にスマホを置くのが一番効きます。部屋の隅や、カバンの底に突っ込んでおくだけで、無意識のアプリ開く回数はかなり減ります。
2. 行動のハードルを「10秒」にする
やる気が出ない時は「勉強する」「作業する」ではなく、「1文字書く」「ノートを開く」くらいまでハードルを下げます。
やり始めの重い扉さえ開けば、意外とそのまま動けたりするものです。
3. 刺激の「ギア」を落とす
ショート動画の爆発的な刺激から、いきなり「集中して作業する」モードに切り替えるのは脳が拒絶します。まずは「静かな音楽を聴く」「お茶を飲む」など、刺激の少ない時間を数分挟んで、脳の回転数をゆっくり落としていきます。
■ゆるく、マイペースにいこう
精神的なタフさは、一朝一夕で身につくものではありません。
ときには誘惑に負けて、夜遅くまでショート動画をあさってしまう日があってもいいじゃないですか。
「あー、今日もなにもしていない」
と笑って受け入れて、静かにスマホを伏せる。
自分を過剰に責めたり「自分はダメだ」と落ち込んだりするのはやめにします。
今日も「スーパー・小さな一歩」から、ゆるくやっていきます。
