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50歳ひきこもり実家暮らし ふつうは自己紹介を(その47)

アニメ、エロ、作業所。

それに「保健所で体験談を話す」が私の生活のフィールドでした。

数か月に一回だったのか?

それとも、面談アドバイスと同じく、やっぱり一ヶ月おきにやっていたのかは覚えていません。

ただ、「鍵は五時まで開けておくのでゆっくり休んで帰ってください」と言ってもらった事と、「そんなこととは知らずに」という親御さんの涙声ははっきりと記憶に残っています。

そして、自分が「はぁ、そんなことあるわけないじゃん!」とめちゃくちゃ腹を立てていたことをはっきりと覚えています。

ひきこもりは悪い!
    ↓
だってひきこもっているから!

みたいな感じが嫌だったのです。

何にも言わないから、全然わからない。すべてが意味不明、怖い!

そんな感じで話をする親御さんを見て、怖かったのです。

・・・私もいつかこういった感じで刺されるかもしれない・・・

その恐怖心が、私が、体験から学んだひきこもりの行動について話すようになったきっかけです。

といっても、いきなり全部ぶちまけますなんて蛮勇は私にはありません。

これだいじょうぶ?

ちょっとくらいなら言ってもいいかな?

これダメなやつだ・・・

ビビりながら小出しにして、出した後に「しまった」と反省し、出してみて初めて、「これってあるあるなんだ」とわかったり、ちょっとずつです(笑)

体験談を話す時間は、二時間ほどだったと思いますが、めちゃくちゃ疲れました。

終わると夕日が顔を直撃するまで、ぼーっとして動けなくなるのが、ふつうでした。

しかし、私は体験談を話し続けました。

やっていくと、

「壁に穴をあけた人がいること」がわかり、

「過去のつらかったことを何時間もしゃべる人がけっこういること」がわかり、

「親にあのとき○○してくれなかったからこうなった。あのとき○○してくれていればこうはならなかったと話している人がたくさんいること」がわかりました。

そして、そういうことを言われて親がどう思っているのかも、それを話す表情と声色からしみじみと感じ取れました。

何より、私の話を聞いて帰った親御さんの「あなたの言った通り、子供も落ち着いてきた」という報告を聞くとほっとしました。

私が話すことで、先輩方の暮らしも少しは楽になってるのかも?

ただ「あなたのおかげです」と言われるとちょっとたじろぎました。

「言われたことをちゃんとやっているあなたがいちばんすごいのに・・・」


暇だったこともあると思いますが、成果が出たと言われると続けたくなります。



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