2025年8月15日
盆休み
関東の限界集落に住む高校からの友人が、盆休みに大阪に帰ってきたタイミングでコメダに誘った。彼はノトーリアスBIGを一回り小さくしたようなファニーなフォルムに、ドクタードレーのような浅黒い肌を持つダイヤの原石のような男だ。そして実際にソールドアウトのウェカピポを完コピできるスキルを持つ。いつまで原石やっとんねん。一般社会に置いておくには実に惜しい無名の逸材である。
コメダのクソデカバーガーと、うまいんだか何だかよくわからんアイスコーヒーを飲みながら、気の置けない古い友人と下らない会話を交わす。彼はクソデカバーガーに、ミックスジュース、そしてクソデカコーヒーゼリーと、糖分過多メニューを頼んでいた。やはり奴は一味違う。俺はもう一生分の茶色と黒を目蓋の裏に焼き付けたのだった。
ロッキングオン9月号のシューゲイザー特集が読みたかった俺は、lilノトーリアスを連れて書店をハシゴしたのだった。気がついたら俺たちは、書店+カフェ業態のTOKYOナイズされたTSUTAYAのマンガ雑誌コーナーと旅行本コーナーで、意味もなく小一時間過ごしたのであった。無意味なことをするのは気持ちが良いものだ。こういう無意味さを共有できる存在こそがソウルメイトなのだ。
あーやはり、下らない話で安らげる僕らはその愚かさこそが何よりも宝物だと痛感する。スピッツの草野マサムネが30年前に放ったパンチラインが未だに瑞々しさを保っている。
限りある未来はあと4~50年。長過ぎず短すぎず丁度良いのかもしれない。今年中にバイクで関東平野の限界集落に向かうという軽い口約束を交わした後、解散した。
