見出し画像

うすた京介ワールド展に行った1988年生の日記

昭和最後の年(1988年・昭和63年)に生まれた私が中1~大学4年生までの10年を共に過ごした漫画は、うすた京介先生の「ピューと吹く!ジャガー」でした。

うすた京介作品との出会いは、親友のMちゃんにほぼ強引に手渡された『チクサクコール』と『武士沢レシーブ』。
当時、『天才!バカボン』くらいしか「ギャグ漫画」と呼べる作品を知らなかった私の新しい扉をバン!と開いてくれたのがこの2作。
そしてほどなくして、赤毛のジャガーさんがすっかり私の心に棲みついたのでした。

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん』も履修しつつ、『ピューと吹く!ジャガー』と一緒に、中学、高校、大学、そして社会人まで駆け抜け、連載が終了から15年経った今も、心の中のジャガーさんの「ワッセロ~イ!」のかけ声とともに鼻血がでるほど嫌なことがあってもなんとかゆるりと生き延びています。
※「ワッセローイ」については『第8笛 骨折プリマドンナ』参照

このnoteを読んでいるそこのあなたも、きっとうすた先生のキャラクターに助けられてきた人類の一人なのでしょう。
みんな、がんばって大人になったよね。

そして、そんな大人たちよ!
2025年の夏。令和のこの猛暑に、奇跡のような祭りが開催されていますよ!

その名も・・・
祭りだワッショイ!うすた京介ワールド展
~すごいよ!!マサルさん30周年・ピューと吹くジャガー25周年記念~

心のワッセロ~イ!が止まらんので、初日に行ってきました!
ここからはその日記≒レポートとなります。
(ネタバレ避けたい方は薄目で・・・!)

さあ!祭りだ!!ワッショイ!

キービジュアル最高かよ!

会場の入り口には、さっそく「祭り」らしい素敵なキービジュアルがお出迎えしてくれます。すでにワッショイ!すぎる。
マサルさんのヨロシク仮面の靴がかわいすぎてすでに倒れそう・・・

そして、入場すると、チケットと引き換えで入場特典のカードがもらえます。このカード、HPによると全5種。

ピントがあまいですが、ジャガーさんとマサルさんGET

うすた先生からの「ごあいさつ」のボードや、直筆のサインにわーーーー!と歓喜しながら、いきなり来場者をうすたワールドに誘ってくれるのが、こちら!

浜渡浩満・・・・!

後述もするのですが、この企画展、とにかく造形関係がめちゃくちゃ凝っています。主催者の方のこだわりをとにかく感じました。

とにかく原画のボリュームが多い!

①すごいよ!!マサルさん→②武士沢レシーブ→③フードファイタータベル→④あらばけ!荒吐ぐんぐんパーク→⑤ピューと吹く!ジャガーの順に展示が進みます。
どの作品のコーナーも、とにかく原画のボリュームがたっぷり!

マサルさんのカラー原画

うすた先生の一言コメントが添えられている原画も多く、それらを読みながら盛り上がっていらっしゃる来場者の方々がとにかく楽しそうで、会場全体にあたたかな時間が流れていました。
また、アナログ原画とデジタル原画の手法の違いなども垣間見ることができ、勉強にもなりました。

あたしゃ、まんまと『ピューと吹く!ジャガー』のカラー原画見て泣いちまったよ・・・。キャラの人気投票のこの絵、色がめちゃくちゃ好きなんです。

色がとにかく綺麗&かわいい 
やっぱりうすた京介先生の絵っておもしろい!だけじゃなくておしゃれなところが好き

原画の合間合間にある、ミニパネルなども「そこを切り取ってくださるのね」というファンの心をわしづかみにするものばかりでした。

メリー☆クリスマス

原画以外の見どころが満載

土下座のハマー以外にも、〇ロ〇ク仮面や、変身するハミ〇の等身大の立体展示があります。
※写真はあえて載せません。細かいところまでよくできているので、できるだけ近くで細かなところまで堪能してほしいです※

そして、「え、撮影の小道具!?」と、ツッコミたくなるような素敵な展示が満載です。

ピンクの米のエピソード大好きな
そして一番奥には、あのヒットシングルが・・・・!
ジャジャーン

どの造形も「創造主は誰ですか?」と聞きたくなるほどのクオリティ。とにかく職人の方々に頭があがらないです。

ぬかりなさすぎる・・・

ポップカルチャー系の企画展や原画展における造形物のあり方って結構難しいなと感じることが最近多かったんです。
原画の展示との連なりとは関係なく撮影目的の等身大パネル(平面物)だけで構成しているケースもありますし、凝った造形物があっても原画とのバランスが悪くて展覧会全体のコンセプト自体がぼやけてしまうことも少なくないなぁなどなど。
特に「原画が主役」と掲げている場合はなおさらで、様々な企画展や原画展の来場者の感想などを眺めていると、コンセプトのぼやけにジレンマを抱く人は私だけではなさそうだなと感じています。

その点、今回の「うすた京介ワールド展」は心配無用でした。奇をてらった演出はないものの、
•主役は原画!
•高品質な造形物で読者の想い出の扉をこっそりこじ開ける!
というコンセプトが最初から最後までぶれません。それこそが最大の魅力といっても過言ではないかと。
誰がG子のグラビアの実物大や、小鳥サエズール1号が展示されてると想像しただろうか...とは思ったけど造形物の一つひとつは今回のためだけに作られたにもかかわらず、どこかで「子どもの頃に大切にしていた宝物箱を実家の片隅でこっそり開けたときのような、懐かしさとドキドキ」を呼び起こしてくれる、そんな不思議な魅力がありました。

小鳥サエズ〜ルかわいい ほしい
メソさんは、横からも観察していただけるといいことがあるかも!

夢の!? がっかりイリュージョン

『第41笛 夏祭りがっかりイリュージョン』に登場するあの出店(?)が...!

入り口で首だけだすのやりたかった

入場料600円は払わなくても自由に出入りできます。わかってたけどマジでがっかりしました。

その他にも、ジャガーさんの「そぉい!」を体験できる読者力や演技力が試される展示などもあります。ちなみに「そぉい!」のラーメンはしっかり頭がはめられるような親切設計が施されており、安心して「そぉい!」してもらえます。
頭のフィット加減が心地よく、ひそかに「おぉ...」と感嘆が漏れました。みなさんも全力で「そぉい!」されてきてください。

ふところをあたためていこう👛

ミッキキマス太郎や、ニャンピョウのグッズが多数あります。
Mちゃんに再会した時に渡そうと思って武士沢レシーブのファイルなども購入したのですが、よく考えたら武士沢さんのグッズはとてもレアな気が!

ハマーのスマホリングはキラキラしていて宝石みたいでかわいい。
三太夫セガールとおそろいだ!と思って買わずにいられなかったキャップ

レポートは以上です!
興奮が冷めず目がギンギンだったのですが、これにてすっきり眠れる気がしてきました。

帰り道、同行してくれた旦那に
「東京ってすごいね・・・家からちょっと出ただけでいろんな文化を摂取できるんだもん」と、田舎のなんにもないところでただ毎週毎週ジャンプの巻末だけを楽しみにしていた10代の頃のことを思い出しながら話をしていたら感極まって泣いてしまいました。(33歳過ぎたころから、すぐ感極まるんだよなぁ。昔話とかしてるとだいたい笑いながら泣いちゃう。)

旦那は大笑いしていましたが、クッソ真面目に昔から憧れた作品の本物に触れられる日がくるなんて私にとっては夢のまた夢みたいな日でした。

うすた先生のXでも紹介されていましたが、
『すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!』では、主催の方々へのインタビューを漫画で楽しめます。予習・復習にぜひ!
https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267387688407

企画展概要はこちら⤵
8月31日までサンシャインシティで開催
(大阪での開催も予定されているようです!)
https://www.ticketport.co.jp/lp/usutaworld_ten/

アマンドフネフ・・・・
(おやすみなさい)

いいなと思ったら応援しよう!