『Tシャツが乾くまで』第9話感想
いいねぇ、人間関係の色んな「当たり前」を軽やかにぶち壊していく感じ、メチャクチャ素敵。
「友達関係だけ続行してます」もいいなぁ。前に読んだ『ユーハブマイワード』の中に「みんなが恋愛の先に手に入れるような関係を求めていたんだ」って文章があって、メチャクチャ共感したんだけど、この「友達関係だけ続行してます」は結構それに近いものがあるな。
まさかの善如寺! 知ってる人にいるんだよなぁ。マジでどうでもいいけど。
よく分かんないけど、離婚歴がたくさんあると何がどうダメなんだっけ? まあ、「相手からNOって言われての離婚がいっぱい」だと「うむむ」ってなるかもだけど、蒼井優の場合「自分からNOって言っての離婚」なわけで(※と思ってたのだけど、どうやら違うみたい。note書きつつ観てたから捉え間違えたか)、それはむしろ良いのでは? 「ダメって判断して終わりにする」って行動は、悪くない気がするんだけど。だって、松山ケンイチには「NO」って言ってないわけで、良いやろ。
いやしかしホント、話が進む中で毎回思うが、「こんな共感されなさそうな物語を堂々とやってる」ってのが素晴らしいなって思う。ちょっと悪い言い方になるけど、『Tokyo middle 30』ってドラマは、「共感されそうな状況・展開」を詰め込んでて真逆だなって思う。個人的には、「共感なんかされてたまるかよ」的な匂いがプンプンする本作の方が大好きすぎる。
あと、既にどこかで書いた記憶があるけど、この物語は「役者の演技力」にかなり依存するから、「誰が演じるか」が先に決まってないと脚本出せないんじゃないかなって気がする。でも、脚本を書いてない内からキャストを決めるのも難しいはずで(どんな役の人が出てくるのかも決まってない状態では配役なんか出来ない)、その辺りどうしたんだろうなと思う。
「壊さないように努力する」のも大変だっただろうけど、「一度壊れちゃったものを壊さないようにする」ってのはよりハードだよなぁ、と思う。「前より『ありがとう』が増えた」で思い出すのは、宇多田ヒカルの『Flavor Of Life』の歌詞。【「ありがとう」と君に言われると なんだか切ない】ってことよなぁ。いや、ホント、それだわ。
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