【日記】春から大学生のはじめまして
春から私は大学生になる。受験が終わったのは万博が終わってすぐだった。一回しか行けなかった。多分だが万博が自分の国で行われるのは健康なうちにはもう来ないだろう(規模の違う万博は例外)
自己紹介します
私は演劇をしたり書いたり見たりして舞台表現を研究しようと志しているブラインドタッチ君と申します。この名前を付けたのはキリンジのアルバム曲にある『ブラインドタッチの織姫』という曲のタイトルから来ています。
さて話は戻すのだが私はこの18年間ずっと日々の生活に苦しんでいた。人よりも感受性が豊かであることは知っていたつもりだったが、1月19日をもって限界に達してしまった。感情の制御の。
この日記帳にはこの生きづらくも楽しいこの世界を大好きな音楽と共に日記の字体にして記していきたいと思っている。そうでもしないとこの言語化したくて仕方がなかった、戯曲にも物語にも昇華できない気持ちをどう表現すればいいのかわからないのだ。とにかく誰かの目に入って共に苦しみながら音楽を聴いて今日を生きてほしい。そう思っている。(ただメインは自分を生きさせるため)
さて本題に入るが今日私は恋愛において最大のチャンスを逃した。
経緯をお願いだから話させていただきたい。
まず、好きな人と私はカラオケに1対1で行くことになった。というのもこの『好きな人』は難しい説明が若干必要である。もともと、高校1年生の時に好きだった子が『好きな人』なのだが、一度私は振られている。その人は身バレが怖いので細かい情報は避けるがほぼ毎日会う仲間だったので振られてからというもの、気まずかった。好きになった理由はなかなかあるが大きな理由に『美味しそうになんでも食べる』というのがある。幸せそうな人を見るのが好きなのだ。他に『ちゃんと喧嘩ができる』というのもあった。嫌なところも言える。しかもたとえ互いが泣いていても同情ではなく客観的な目線で話し合いをする。最後に『情熱がすごい』というところだ。どんなことでもその人が好きだと思ったことには生活習慣が乱れても身体も心もボロボロでもその人は立ち続け、動き続けた。これは素直にすごいことだと思う。
つまりはリスペクトできる点がたくさんあったのだ。これに尽きる。興味がとても湧いたのだ。
そんな言葉を並べたとて、私は振られる。そしてその人には恋愛的な感情は湧かなくなっていった。そして徐々に友達に関係が回復していき、自分にも
また好きな人ができて冷めたころ、また好きになっていた。驚きである。
学校も部活も受験も終わり、完全にフリーな状態で行く好きな人とのタイマンカラオケ。私はキーの合う菅田将暉・エレカシ・銀杏の曲を歌いながら不器用ながら槇原敬之を歌ったりしていた。あっちは昔と変わらずマカエンやちゃんみな、ミセスなど歌っていた。
ある程度歌って満足し始めたとき、好きな人は「なにかポテチみたいなの食べたい」といいだし私を外に出させた。正直どちらでもよかったがその人を好いている自分からしたらついていくほかなかった。コンビニへいったのだが隣に団小屋があった。きな粉棒餅を私は一本、その人は二本買ってコンビニでうすしおポテチを買ってカラオケの部屋に戻った。部屋にはおそらくほかの部屋で吸っているタバコの饐えた匂いがうっすら香っていた。
なぜか相手の団子を一個あーんしてもらったところで不意に「昔、あなたに振られましたよ」という話をした。というかしておきたかった。なぜ振ったのにあなたは仲良くしてくれるの?という思いでこの話題を切り出した。そこの答えは結局覚えていない。なぜならそのあとに言われたことが衝撃だった。「でもあんたに告白される数か月前は好きだった」と言われたのだ。口が空いてしまった。ぽかーんだ。ほんとに。ほんとだ。
私はタイミングさえ合っていれば、もう少しその人の良いところを早く気づけたら私は付き合えていたのかもしれなかったのだ。
でもなぜこの話題を出してきたのだろうか。今考えると「今も」だったのかもしれない。ただその時はその悔しさと今のみっともなさに苦しんでいた。
ずっと好きだった。でも好きじゃない時もあった。でも好きだったんだ。そう気づいたのだ。
最後に二人で歌った曲が今回の日記帳のおともだ。
『愛のままを/カネコアヤノ』
うる覚えで私は歌ってあっちが軌道修正して、みたいな感じだった。
しんどかった。けど楽しく歌ってた。
家に帰って苦しくなってたけど私はもうどうすることもできなかった。告白でもしたらよかっただろうか。わからないことだらけだが頭の中はもう動く気がなかったみたいで後悔が頭を巡っていたので眠るのもあきらめて今に至った。深夜テンションと言われたらそうではあると答えてしまうかもしれない。けどすごく長い夢を私は見ていたような幻想に、今も包まれながら音楽と共に経験を文字に消費している。
好きって伝えることは簡単でも難しくもない。ただ嫌われたくないという自分のエゴによって邪魔をされてしまうピュアな人間独自の標識なのだと思った。
