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BAZAAR MAGAZINE 2025 AUTUMN EDITION 【MONSTA X】 日本語訳

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「2015年、歌謡界に“無断侵入”した怖いもの知らずのやつら、MONSTA Xがデビュー10周年を迎えた。短いと言えば短く、長いと言えば長い10年という時間の中で、ステージ上で数えきれない瞬間を燃やしながら少年から大人へと成長し、単なるチームを越えて互いの日常を支える家族となった。9月1日、完全体アルバムの公開を前に〈バザー〉のカメラの前に立ったMONSTA Xに出会った。付け加えるなら、今回のプロジェクトの収益は“MONBEBE”の名前で寄付し、10周年をより意義深く記念することにした。」


ジュホン

harpersbazaar: 最近「CONNECT X」のステージに立った気分はいかがでしたか?

ジュホン: 僕はステージを本当に愛する人間なので、今もステージに立てること自体が感謝すべきことだと思っています。もっとお見せしたいものがたくさんあったので惜しい部分もありましたが、離れていたメンバーが全員集まった分、とても意味深いものでした。

harpersbazaar: メンバーと離れていた期間は、どうやってつながっていましたか?

ジュホン: 休暇で出てきた時も会いましたし、会えない時は僕がよくメンバーに電話をしました。電話で突然「今、幸せ?」なんて聞いたりして(笑)。ショヌヒョンはその質問を聞いてから、少し時間が経って「なぜジュホンが急にそんなことを聞いたんだろう」と考えたそうです。忙しなく過ぎていく日々の中で、そんなことを考えられる余裕をプレゼントしたかったんです。

harpersbazaar: まもなく完全体アルバムが発売されますね。アルバムについてヒントをください。

ジュホン: MONSTA Xの“ニュー・チャプター”と言えると思います。これまでのMONSTA Xが多くの人が訪れる人気店だったとしたら、今回は新しいデザートショップをオープンするような感じです!

harpersbazaar: 今回のアルバムでも自作曲で参加しましたか?

ジュホン: もちろんです! まず「Do What I Want」はアメリカの有名プロデューサー、ベッカ・ブームとコラボしましたし、「Tuscan Leather」という曲も聴いていただけます。

harpersbazaar: 音楽のインスピレーションはどこから得ていますか?

ジュホン: シネマ的なものからですね。ファンタジー作品に登場する音楽が好きなんです。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ハリー・ポッター』シリーズのような作品です。僕の曲を聴いた人たちは「この曲がどこから来たのかよくつながる」と言ってくれます。将来的には映画音楽もやってみたいです。アニメ映画『退魔録』で僕が参加した「BEASTMODE」がエンディングに使われたことがあるのですが、これからも挑戦してみたいです。

harpersbazaar: デビュー10周年を迎えました。どんな気持ちですか?

ジュホン: 数字は10ですが、まだ未完成のように感じます。キャリア的な欲もまだたくさんありますし。音楽を作る立場として、あまりにビジネス的な音楽よりも、もっと真実のストーリーを込められる多様なアルバムが出てほしいと願っています。

harpersbazaar: 誰かにとってのロールモデルになれる年次ですね。多くの後輩アーティストを見て、どんなことを考えますか?

ジュホン: その年次を逆に考えるべきです。長くやればやるほど、もっと「New」を研究してトレンドを把握しなければいけません。

harpersbazaar: 少し前にステージで「MONSTA Xは多くの武器を準備した」と言っていました。ジュホンが10年間磨いてきた武器は何だと思いますか?

ジュホン: MONSTA Xの武器はメンバーたちの強い心構え、チームワーク、そしていつでも変化できる可能性だと思います。僕自身の一番大きな武器は、困難な瞬間を乗り越えた力だと思います。限界と線を引いたその先を越えた時に、新しい何かが生まれるんです。2019年末に活動を休んだ時期があったのですが、その時間が今のジュホンを作りました。今バラエティ番組で見せている明るくポジティブなエネルギーは、僕が最もつらい瞬間を越えて出てきたキャラクターです。底を経験して上がってきた人だけが、本当の自分だけの武器を作れるのだと思います。

harpersbazaar: その混乱の時期を乗り越えられた原動力は何でしたか?

ジュホン: ファンの皆さんのおかげです。そして音楽!つまらなく聞こえるかもしれませんが、僕は音楽を作りながら癒されるんです。

harpersbazaar: MONSTA Xのニュー・チャプターで、ジュホンの夢は何ですか?

ジュホン: 子供の頃からとても具体的な夢がありました。自分の作業室についての想像なんですが、A4用紙にどこにどんなスピーカーを置くのか、どんなアーティストにどんな曲をあげるのか、将来プロデューサーになったらどんなチームを作るのかを書き出していました。最近はCRAVITYに「どんな曲をやってみたいか」と聞いて、「Underdog」という曲をプレゼントしました。こんなふうにこれからも自分の夢に向かって真剣に生きていくつもりです。個人的には声優にも挑戦してみたいです。

harpersbazaar: ショヌに投げた「幸せか」という質問を、今の自分自身にすると?

ジュホン: 幸せですよ、幸せです! なぜなら僕は今も“飢えている人間”だからです。まだ渇いています(笑)。歌手としてステージでお見せしたいことが本当にたくさんあるんです。メンバーたちも時々僕の情熱を不思議に思うんですが、ただこの仕事が楽しくて好きだからなんです。音楽は僕の日常の一部のような存在です。

harpersbazaar: 今回の活動を前に、メンバーやファンに残したいメッセージはありますか?

ジュホン: 僕の左肩にあるタトゥーの文句「No Brain, No Pain」を一つずつ剥がしてメンバーとファンにあげたいです。メンバーには「No Brain」! 否定的な考えをしないでほしい。そしてファンの皆さんには「No Pain」!



ショヌ

harpersbazaar: 最近ウォーターボムで素晴らしいステージを披露しましたね。どんな経験でしたか?

ショヌ: MONSTA Xがもっと早く出るべきだったフェスティバルだと思いました(笑)。メンバーと一緒だったのでより楽しかったです。リハーサルなしで進行されたのは少し残念でしたが、みんなで思い切り楽しんできた感じがして良かったです。

harpersbazaar: 9月1日、いよいよ完全体アルバムが発売されます。期待していることはありますか?

ショヌ: 僕たちがまたこうして集まってアルバムを出せること自体が意味のあることだと思います。最近はメンバーと常に一緒にいるので、慣れているけれど新鮮で嬉しい気持ちがします。デビュー10年目になりましたが、みんな変わっていません。ただ、今回のアルバムではMONSTA Xが新しく挑戦したものがあります。こうした挑戦は歌手という職業だからこそできることなので、楽しく感じています。従来の力強いパフォーマンスよりも、少し自由なスタイルをお見せする予定です。

harpersbazaar: 10年間活動してきましたが、それでもまだステージに対する渇望を感じますか?

ショヌ: 僕もメンバーも「どうすればもっと素敵にカムバックできるだろう」と真剣に悩んでいるのを見ると、やはりそうなんだと思います。グループ活動以外にユニットアルバム活動もやったことがありますが、僕に与えられるものにはすべて最善を尽くすつもりです。

harpersbazaar: 今回の活動を前に、メンバーに伝えたい気持ちはありますか?

ショヌ: アルバム準備の時、メンバーたちが本当に積極的に参加してくれました。僕も同じです。みんな情熱を持って臨んでくれたのでありがとうと伝えたいし、心身の健康管理をしっかりして今回の活動を無事に終えられるように願っています。僕もそばで支えます。

harpersbazaar: デビュー10周年を迎えた感想を聞かせてください。

ショヌ: 10年間ひとつのことに没頭してきたのはこれだけです。10年間活動を続けられたのはファンの皆さん、そして会社の方々のおかげで、本当に感謝しています。

harpersbazaar: 10年間チームを維持するのは大変なことだと思います。リーダーとして軸を保たなければならない瞬間もあったのでは?

ショヌ: 僕が中心を守ったと言ってもらえるなら、それもありがたいことです。でも、みんながひとつの目標を見て走ってきたからこそできたことです。そして10年間、本当に仲良く過ごしてきました(笑)。今回のアルバムでもそれぞれ意見が多かったのですが、それは個人の欲ではなくグループのための話です。みんなグループを最優先にしています。

harpersbazaar: 10年間の中でスランプもあったと思いますが、普段はどうやって乗り越えますか?

ショヌ: 辛い気持ちを口に出すタイプではないので、自分で整理する方です。幸いにも常に大衆の前に立つ機会をいただけて、その度に一生懸命やった瞬間が積み重なって、今まで来られたのだと思います。

harpersbazaar: ステージを降りたショヌは、どんな時に一番リラックスできますか?

ショヌ: 自由に運動している時が一番「生きている」と感じます(笑)。忙しいと自分の体をケアできませんが、そんな時は余計なことを考えずにとりあえずやってみます。気にしすぎると全部ストレスになるので。時間ができたら、自分に合った運動をしながら十分に休みます。特に体に不調がないか、体力がどんな状態か確認もします。運動していない時は美味しいものを食べたり、Netflixを観たりします。

harpersbazaar: これからさらに10年後は想像できますか?

ショヌ: 正直言うと、未来を深く悩んで計画して生きるタイプではないので、ただ目の前にある一日、一週間、一か月をしっかり生きて、それが積み重なって10年になるのだと思います。とにかく今をしっかり生きたいと思います(笑)。



ヒョンウォン

harpersbazaar: 最近は毎日メンバーと一緒にいるそうですね。

ヒョンウォン: 昔と雰囲気がまったく同じで驚くほどです。言い合ったり、にぎやかな感じも同じで、ステージについてのアイディアも溢れていて、メンバーたちは今も情熱にあふれているんだなと感じます。むしろ離れていた時間がチームワークを保つのに役立った気がします(笑)。お互いの大切さをもっと感じられましたし、本当に家族のようです。

harpersbazaar: アルバムの公開を控えていますね。どんな気持ちで準備していますか?

ヒョンウォン: ファンの皆さんの前でステージに立てることが一番嬉しくて楽しみです。このアルバムの成否も重要かもしれませんが、それ以上に僕たちが再びステージに立てることに感謝の気持ちがあります。そのステージを観て「僕が思っていたMONSTA Xが戻ってきた」と感じてもらえたら嬉しいです。

harpersbazaar: 久しぶりのアルバムなので、メンバーそれぞれの意見も多かったでしょうね。

ヒョンウォン: いつも意見の違いはありましたが、デビュー10周年を迎えた今回も同じでした(笑)。でも大事なのは、僕たちの目標は同じだということです。良いステージに正解はないので、お互いにいろんな意見を出しながら合わせていく過程はむしろ楽しいです。ステージで見せる衣装や振り付け、パフォーマンスについてたくさん意見を出しましたが、実際どんな服を着てどんな歌を歌っても「MONSTA X」という色は消えないので、今回は新しい「挑戦」に重点を置こうと思っています。

harpersbazaar: 7月の「CONNECT X」でヒョンウォンの自作曲「Fire & Ice」を公開しましたね。どんな曲ですか?

ヒョンウォン: 全く違う人々が出会い感情を分かち合う姿が不思議で素晴らしいと思い、火と水に例えてみました。

harpersbazaar: 普段、曲を作るときに感じるのは「苦痛」ですか、それとも「癒し」ですか?

ヒョンウォン: 創作の苦痛だけですね(笑)。一曲を作るのに長い時間を費やすんです。普段は映画やドラマからインスピレーションを受ける方で、その時期に夢中になっているものや、自分が表現したいものが曲として生まれるようです。癒しになるのは、ファンの方々が聴いて「力をもらった」と言ってくれるときです。「Mercy」という曲があるのですが、海外のファンがサイン会で、とても辛かった時にこの曲を聴いてその状況を抜け出すことができたと話してくれたことがありました。これが僕が音楽を続けられる原動力です。ステージに立ちながら自分自身が楽しいのもありますが、今はそれを超えてファンのためにやることが多いです。責任感も生まれ、それが嬉しいです。自分の行動でファンが楽しんでくれる姿を見るのが好きなんです。それはまた、巡り巡って自分のためでもあると思います。

harpersbazaar: デビュー10周年を迎えた感想は?

ヒョンウォン: ファンの皆さんがいなければ、こんなに長い間自分のやりたいことを続けられなかったと思います。より感謝を感じる10周年です。だからこれからはもっと本質、本業に集中しようと思っています。

harpersbazaar: 10周年を記念して、〈harpersbazaar〉とのプロジェクトで発生するMONSTA Xメンバーやスタッフの収益を「MONBEBE」(公式ファンダム名)の名前で寄付するそうですね。

ヒョンウォン: 誰かを助ける方法はいろいろありますが、僕たちはステージで幸せを届けることもできますし、こうした素晴らしいプロジェクトを通じて寄付をすることもできると思いました。メンバーもスタッフも快く寄付に参加してくれて素敵だと思いましたし、普段からファンの皆さんも僕たちの名前で寄付をたくさんしてくれているんです。僕たちも同じようにファンの名前で寄付すれば、より大きな意味になると思いました。これからもこういう機会が増えてほしいです。




ミニョク

harpersbazaar: カムバックを控えて、再びメンバーと一緒に過ごしながら一番良いと感じる点は何ですか?

ミニョク: 一番「自分らしく」いられることだと思います。20年間は家庭で育ち、10年間はMONSTA Xとして成長しました。家庭での僕よりも、MONSTA Xとして生きてきた時間の方が近くて濃かったと言えるでしょうか。最初は本当の自分が何なのか混乱したこともありました。だからメンバーと一緒にいると本当の自分に戻れる気がして嬉しいです。

harpersbazaar: 「ミニョクらしい」とはどういうことですか?

ミニョク: 僕は言葉や行動がすごく直感的なタイプなんです。でも誰でもそうですが、社会生活をしていくうちに角が取れて丸くなっていくと思います。メンバーといるとそういう部分が自然に楽になって、一緒にいるときが一番自然なんです。だから戻ってきてくれてありがとう、という気持ちです。

harpersbazaar: 久しぶりにメンバーとアルバムを準備する過程はどうでしたか?

ミニョク: タイトル曲候補が4曲ほどあったのですが、どれも良くて票が割れました。ジャンルも全然違っていて、それぞれ良い曲だったからだと思います。色々な意見の違いはありましたが、みんなデビュー10周年に出す今回のアルバムへの欲があったからで、その意見をまとめていく過程すら楽しかったです。幸い、タイトルに選ばれた曲以外もアルバムに収録されました。

harpersbazaar: 前作との違いはどこにあると思いますか?

ミニョク: 以前は格好よく着飾って強烈なパフォーマンスでラブストーリーを伝えていましたが、今回はもっと気楽な衣装を着て「僕たち自身」について語っています。久々のカムバックなので「新しさ」により焦点を当てました。

harpersbazaar: 今回のアルバム活動で楽しみにしていることはありますか?

ミニョク: 僕は大勢で話すよりも、1対1や少人数で会話する時により心地よさを感じる人なんです。だからファンサイン会が好きです。ファンの皆さんが僕に聞きたいことがあるかもしれないし、逆に僕もファンの皆さんに聞きたいことがたくさんあります。準備したものに対するフィードバックももらえるし、率直で多様な会話ができる時間だと思うので一番楽しみにしています。

harpersbazaar: ファンと共にして10年。デビュー10周年はどんな気持ちで迎えましたか?

ミニョク: 僕にとってはただの日常なのですが、むしろ周りが特別に感じられるようにしてくれて感謝しています。10周年に出すアルバムやコンサート、たくさんの祝福などです。そして除隊後、ファンの皆さんと初めて会うファンイベントは「プレゼント」という意味を込めたかったんです。公演やグッズを無料にしようと提案しました。プレゼントしたいという気持ちがきちんと伝わっていたら嬉しいです。

harpersbazaar: 10年を経て、一番変わったと思うことは何ですか?

ミニョク: 僕は26歳ぐらいの時でも「大人」という言葉がしっくり来なかったんです。でも周りから「大人だ」と言われるとそうなのかなと思っていました。今振り返ると、その頃はまだ少年の心だったと思います。夢も大きくて情熱も溢れていて理想的で、ある意味もっと勇気があったと思います。でも今は大人になったと感じます。少し現実を追うようになりました。自然に歳を重ねていく過程だと思いますが、それでも少し寂しい気持ちになる時があります。

harpersbazaar: 10年間ステージに立ってきて、今もステージへの渇望はありますか?

ミニョク: 僕が軍隊にいた時、メンバーの公演を客席から観たことがあるんです。その時は「わあ、本当にかっこいいな!」くらいでしたが、今回カムバック準備をしながら感じました。早く戻りたい!と。自分の中にもう一つの情熱を見つけることができました。

harpersbazaar: 最近〈週刊アイドル〉のMCにも挑戦しているそうですね。

ミニョク: ゲストとして本当に様々な年次のチームが出演するのが面白いです。今年デビューしたチームもいます。そのチームを見ながら自分の昔を思い出したりもします。

harpersbazaar: 「絵を描くミニョク」もまた、あなたの別の姿ですね。

ミニョク: パリで絵の展示をしたり、ファンに贈る鏡にクジラを描いたのが最近の作品です。時間に余裕がある時に絵がよく描けるタイプなので、最近はあまり描けていません。スケッチはせずに、ざっと好きな色を塗ってからそれに合う絵を描くんです。テーマはほとんどクジラですね。全部油絵です。油絵の面白いところは、描いた後に少し経って見てみると気に入らない部分が出てくること。でもアクリルと違って油絵は固まるのに最低でも1か月はかかるので、修正が簡単にできるんです。僕の人生は一度間違えると変えられないことが多いじゃないですか。でも油絵は「あっ!」と思った時にすぐ直せる。それが油絵の魅力です。




キヒョン

harpersbazaar: 今回の完全体アルバムを準備しながら、過去にソロアルバムを披露していた時と比べてどんな変化を感じますか?

キヒョン: 確かに疲れが少ないです。一人で活動すると負担が大きい時もありましたが、それをメンバーと分け合うことでエネルギーが分散されるんです。メンバーが頑張っている姿を見ると、僕も「もっと頑張らなきゃ」と思う気持ちが今でもあって、お互いに良い刺激になっています。

harpersbazaar: 9月1日に新しいアルバムが公開されます。準備過程はどうでしたか?

キヒョン: 最初は本当に何度も会議をしました。久しぶりのアルバムだったので、たくさん盛り込みたい気持ちが大きかったんです。タイトル曲の投票でも意見がかなり割れました。今ほとんど完成してみると、ファンの皆さんが気に入ってくれるか少し心配です。でも、発表後にステージに立つ前はワクワクの方が大きいですね。

harpersbazaar: 今回のアルバムではどんなことを期待できますか?

キヒョン: 今年MONSTA Xはデビュー10周年なので、新しい挑戦をしてみようと思っています。まず先行公開曲は衝撃的だと感じられるかもしれません。ヒントは「トッケビ(鬼)」です。そしてタイトル曲で変わった点といえば、以前のタイトル曲は激しいけれど最終的には「愛」について歌っていました。でも今回は「今の僕たち」についての物語です。「まっすぐ見ろ、これが俺のポジションだ」という歌詞があるのですが、僕たちの現在の立ち位置を語っています。

harpersbazaar: 10周年の「10」という数字はどんな意味で感じますか?

キヒョン: むしろ新しく始まる感じがします。振り返るよりも前を見る時期とでも言いましょうか。今の気持ちはデビュー初期と似ています。入隊前は空白期に対する不安もありましたし、これまで休まず走ってきたので疲れた気持ちもあったんです。でも今はその時間が逆に「休符」になってくれたと思います。大切なものをより大切に思えるようになりましたし、自分をじっくり振り返ることもできました。

harpersbazaar: この10年間で「入隊」以外にキヒョンの人生に影響を与えた経験を一つ挙げると?

キヒョン: 歌手になって一番良かったと思うのは、ステージの上でファンの皆さんを見られることです。数百、数千、多い時には1万人を超える人々が僕たちを見るために会場に来てくれるんです。ステージで歌って踊る時に感じる喜びは言葉では表せません。当然その先には責任も伴いますが。そして意外とファンの皆さんの表情がよく見えて、その感情がそのまま僕に伝わってきます。10年間ステージをやってきましたが、毎瞬間が違う記憶として残るのもそのせいだと思います。僕に最も多くの感情を与えてくれる大切な瞬間です。

harpersbazaar: ステージの上で「ボーカリスト」としての責任感も感じますか?

キヒョン: 今回の「CONNECT X」でMONSTA Xの昔の曲をやりながら感じたんですが、高音も多いしパートも本当に多かったんです。ステージが終わった後、ショヌヒョンが「すごい」と褒めてくれました(笑)。それが本当に嬉しくて、これからもどうにかやり遂げようと思いました。

harpersbazaar: 10周年を迎えた今、10年前のキヒョンが今のキヒョンに出会ったら何と言うと思いますか?

キヒョン: 実はこういう想像をよくする方なんです。デビューの頃にも「10年後は何をしているんだろう」と考えました。僕は仕事に関して心配性なので、先に心の準備をしておくタイプなんです。今「すごく上手くやっている」とは言えないかもしれませんが、それでも「よかった」と思うでしょう。だから「よかったです」(笑)。

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