旅をしながらツアーを造る系プランナーのフリーランス雑記~屋号は生みの苦しみ~
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こんにちは。miri(みり)です。
もうすぐ開業届を出してから丸4年となり、5期目に突入しようとしています。
きっと順番としては前後するのですが、やっぱり「次は屋号の話を書きたい」と思っていました。
会社員だったころは会社に掛かってきた電話に何も考えずに
「お電話ありがとうございます。●●の~~です」
と死ぬほど発声してきました。
会社員の大半は仕事では自分の名前以外に当然のように会社名を先に名乗るものでしょう。
私自身も会社を背負って営業活動をしていたことも、会社の担当者として電話対応をしていたこともあるため、やはり会社名というものは至極あって当然のものでした。
ですが、フリーランスになった瞬間にその当たり前がなくなったわけです。
先にお伝えしておくと、フリーランスは別に屋号を持っていても持っていなくても活動できます。
銀行口座も作れます。(場所にもよる)
クレジットカードも作れます。(というかクレジットカードは大体個人名で作ります)
屋号というものは「自分は何者であるか」
という存在を示す名称であり、自分を指すもう一つの言葉。
今日は3年もの間、屋号を持たなかった私が屋号で活動を始めた話です。
勢いで始まったフリーランス生活
2021年5月にいよいよ4社目も辞めてしまった私は、転職も検討しましたがあるできごとをきっかけにフリーランスになることを決意します。
(このきっかけも話も別で書きたいなぁと思っています)
そんなこんなで始まったフリーランス生活。
既にこの時期の半年ほど前からフリーランスになるために情報収集をしていたので、ある程度周りにフリーランスの知人や友人が増えていたものの、とはいえコロナもあり模索しながらの日々を過ごしていました。
慣れない見切り発車
本来の自分であれば、物事には形から入ることが多い人生でした。
走ろうと思ったらまず、ランニングシューズやウェアを揃えてからじゃないと走り始めない。
資格を取ろうと思っても最初の1か月は資格取得のためのスケジュール感の把握や資格の学校に通うか、通信教育にするか、テキストだけで乗り切るかなどの情報収集ばかりで行動に移すのは本当に遅いタイプ。
経済的な理由もありましたが今回ばかりは、
・1人で生計を立てる時にまずは自分のスキルがどう通用するのか
・何を私個人に求められることになるのか
・やりたい仕事の方向性はあっても未経験なのでやりきれるか
・そもそも自分のこれからの活動が不透明なので言語化できない
そんな状態だったので屋号は決めないまま、フリーランス生活がすぐ始まってしまったのです。
気付けば屋号も名刺もないまま3年
ありがたいことに、フリーランスを始めてから現在にいたるまで仕事が一切ない、という不安を抱えずに過ごしてこれました。
これもひとえに関わっていただいた多くの皆さまのお陰です。
逆に仕事がありすぎて朝までやっても終わらない、という日々まであったほどです。
そうして3年働いてきた中である転機がありました。
3年3カ月在宅介護をしてきた祖父が特別養護老人ホームに入所したことです。
それまでずっとコロナで人との新しい交流の機会をオフラインで作ってこれなかったため、ここで意を決してフリーランス交流会に参加することを決意しました。
ドキドキわくわくしながらも参加申し込みフォームを送ったことを記憶しています。
そして当日。ふと現実に立ち返ります。
契約先の名刺はあっても、自分を表す名刺はない。という事実に。
そして、自分の名刺を作らなかった最大の理由こそ
「屋号がまだ思い浮かばないから」
という事実に直面します。
自分より後から独立した人、自分よりも10以上若い人。
いろんな人が名刺を持ち、屋号を名乗っている中でとりあえず契約先の名刺を配る私。
そろそろいい加減ちゃんと屋号を考えよう。
…と思ったものの、それでも屋号は浮かばず。
最終的に屋号よりも先に名刺を作ることに決めました。
だったら早く名刺作っておけばよかったじゃん。というツッコミは誰よりも自分が一番最初にしました。
名刺は頭を整理するツールだった
2024年7月。やっとのことで名刺を入稿しました。
裏面に何を書けばいいか、フリーランス交流会で知り合った人の名刺を表裏眺めながら、頭を抱えながら作った名刺。
裏面にはできること、やれることを書きました。

気づけば、社会にでてからのスキルよりも、コロナになってから、フリーランスになってから始めたスキルばかりが羅列されることで、「自分は何者であるか」というこの記事の本編最初に出てきた問いの答えが整理されてきたのです。
いろんな言葉がぐるぐる頭の中に廻って、巡って、めぐったことでやっと一つの言葉に落ち着きました。
それが、【Recollction】という屋号です。
Recollection
Recollection(英):思い出・回想・記憶
20代は買ってでも苦労して、30代は楽しく働く。
その「楽しく働く」の言語化に頭を悩ませた結果、一番しっくりきたこと。
それは
自分が企画した何か(旅や記念日、もしくはなんでもない日でも)を事業者さんを通じて体験したお客様の一生の思い出になることをしたい
という想いでした。
とにかく企画がしたかったし、それまでの準備の部分もこれまでの仕事の経験を活かせると思いました。
それが誰かの一生に残る思い出になることができたら、自分にとって生きがいになるんじゃないか、と思っていたことに結局立ち返ったのです。
自分はこの言葉とずっと付き合っていくな。
そう思えた言葉が見つかったことは、嬉しさもおどろきもなく、ただただ自然体だったことを今でも覚えています。
以前ある経営者の方から、生きがい(Ikigai)について以下の表で説明を受けました。

好きなもの、得意なもの、稼げるもの、必要なものの掛け合わせがあなたの生きがいになる。というもの。
好きなものと得意なものは一緒にされて3つの円で表現されることもありますが、私にはこの4つの円こそしっくりくるものでした。
ちなみにIKIGAIという言葉は、日本に住んでいたアメリカ人の方が海外に持ち帰った言葉で、ベストセラー本となり日本に逆輸入されたとのこと。
気になった人には何かのヒントになるかもしれません。
また、この想いに至った原点の旅があります。良かったら下の記事も見てみてください。
おわりに
今回は本当に自己満足なことばかり書いたという気持ちも強いのですが、屋号をたくさんの時間をかけて生み出した葛藤と喜びをどこかに記したくて、ずっと温めてきた話としてここにかけたことを嬉しく思っています。
とはいえ、屋号を使って活動しはじめたのはごく最近のこと。
実はまだ、本名なしでこの名前を堂々と使うのは、ちょっとだけ恥ずかしかったりします(笑)
それでも、少しずつこの屋号と付き合いながら、人生のかたちが変わっていく中でも、
大切にしていけたらいいなと思っています。
「何を大事にして働くか」を考えることは、フリーランスとしての自分を
少しずつ支えてくれる軸になりました。
この記事が、あなたにとっても、屋号に想いを馳せるきっかけになっていたら嬉しいです。
そして、もしあなたにも屋号にまつわるストーリーがあれば、ぜひ聞かせてくださいね。
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