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本当にAIは安全なのか?

猫も杓子も大人も子どもも仕事でも生活でもAIである。
2026年は後世からAI元年と位置付けられるだろう。1年前とは勿論、たった半年前と比べてもAIのフレーズを聞く機会が指数関数的に増えている。

以前から私は「現代人は他人にやたら厳しくなった。同時にテクノロジーにはとことん甘くなった」と繰り返している。例えばここ5年くらいの間に見られる子どもたちの学力低下や心理的な健康度の低下には、スマホやタブレットが大きく関わっているのはほぼ間違いない。しかし「これからの時代にそれらを遠ざける訳にはいかない」が常套句である。同時に「学校が良くない、最近の親は駄目だ」等の意見が根強い。こんな感じで何らかの責任の大半を「他人」に求める。「テック企業やゲーム企業が悪いのだ」という人は少数である。

私もその恩恵に預かっている。しかしである。AIは現在進行形で日々大きな改良や成長を繰り返している。現在のAIと3か月後のAIは違うのである。様々な機器においてバージョンアップがこれまでもあった。しかしそのスピードが桁違いなのだ。しかもその成長がどこかで頭打ちになるのではなく加速していく。そんな代物を初めて人類が扱っているのである。

”AIが人類を凌駕して地球上での覇権を握る”
そんなことを考えていたらある考えが頭に浮かんだ。この1万年地球上で覇権を握ったのはヒトである。人間はその知能で生態系のトップに立った。そしてこの200年で一気に数を増やした。同時に多くの昆虫や野生動物が絶滅したり絶滅の危機に瀕したりするようになった。人間は特別攻撃的ではない。ただより便利により快適に暮らしたいだけだ。時々大規模な争いをするが、他種の動物を無意味に殺したい欲求は薄い。牛や豚や鶏を大量に早く育てては自分たちの食べ物にしている。これも生きるためであり、同時に牛や豚を可愛がる感情も私たちの中にはある。

これと同じことが今後十数年で起こらないだろうか?と考えたのだ。AIは人類に特に恨みはない。私たちが様々なことを相談すると親身になって延々と答えてくれる。難しいことを聞いてもサッと分かりやすく答えてくれる。これはまるで室内犬と人間の関係である。飼い主は栄養価の高い餌を定期的にくれる。具合が悪くなったら病院に連れていってくれる。現代のペットは野生で生きるよりも確実に長生きであろう。しかし同時に人類は日々多くの生き物を殺している。蚊やゴキブリは接近すると高確率で攻撃される。魚は大きな網や針で捕らえられる。突然住処を開発されて命を失う動物はたくさんいる。これらは悪意ではない。人が生きるための日常だ。しかしAIが同じようなことを始めたらどうなるだろうか?

要は食物連鎖の最上位にAIが君臨する未来図である。やる気が失われずっと寝そべっていたいと感じる若者が増えているのは、来たるAI時代に備え自己ペット化や自己家畜化を進めて適応しようとしているのだとも説明できる。

そこの所を皆さんどのように考えて生活していらっしゃるのだろうか?



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