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私が忘れていた肉まんを、夫くんはまだ覚えていた

「ゆらちゃん、ごめんなぁ。
肉まん買えなかったぁ」


仕事から帰ってきた夫くんが、

玄関から入ってくるなり
言いました。


肉まん?


一瞬、

何のことか分からなかった。


こんにちは ゆらです😊


前の日、

夫くんがお休みだったので、


ふわりを連れて
公園へお散歩に行きました。


そのついでに、

美味しいソーセージ屋さんへ行って、

コーヒー豆屋さんにも寄って、

帰ってこよう。


そんな予定でした。


そのソーセージ屋さんには、
肉まんがあります。


以前食べたことがあって、

これが美味しいんです。


「肉まん食べたいな〜。

今日のお昼、これにしちゃおう」


私はすっかり、
肉まんの口になっていました。


ところが。


「肉まんは9月1日からなんです」


あら。

一日早かった。


夏の間は販売をお休みしていて、

翌日から販売開始だったようです。


まぁ、
ちょっと残念だけどね。


売ってないなら仕方ない。

また来ましょう。


夫くんが食べたかった、

ソーセージや、

メンチカツ、

コロッケは買えたし。


私の肉まんのことは、

そのまますっかり忘れていました。


そして、翌日。


夫くんはお仕事でした。


夜7時前に帰ってきて、
冒頭の一言。


「ゆらちゃん、ごめんなぁ。
肉まん買えなかったぁ」


昨日食べられなかったから、

コンビニででも
買おうとしてくれたのかな?


そう思ったら、

違いました。


お仕事帰りに、

昨日のソーセージ屋さんへ
わざわざ寄ってくれたんだって。


「閉店15分前で間に合ったけど、

売り切れちゃってたんだよ。

メンチならありますからどうですか?
って言われたけど……

大丈夫です、

って言って帰ってきた」


え。

わざわざ行ってくれたの?


「お仕事帰りで疲れてるのに、
わざわざありがとう」


そう言ったら、


「いいんだよ。

昨日ゆらちゃん、

肉まん食べられなかったからさ〜」


夫くんは、

自分は食べたかった
メンチカツやコロッケを食べたのに、

私だけ食べられなかったことを
気にしていたらしい。


本人は、

もう忘れてたのに。


なんだか、

想定外に嬉しくなりました。


そして、9月3日。


数日前から風邪気味だった私は、

いよいよダウン。


ご飯を作る気力が

なくなりました。


そこへ、

夜勤を終えた夫くんが
帰ってきました。


肉まんを持って。


今度は買えた。


しかも、4個。


こちらのお店の肉まん、

直径10センチくらいあります。


でっかいです。


一応、
2個は夫くんの。


そして、2個は私に。


風邪で食欲をなくしている妻に、


でっかい肉まん2個。


……多くない?


「食欲ないけど、
食べないとだめだよ」って。


うん。

一生懸命、
考えてくれたんだと思う。


ちょっと、

量の見当は違ったけれど。


肉まんは、
まだほんのり温かかった。


美味しいなぁ〜。


一個目を食べ始めました。


半分くらいのところで、


もう一個、
食べなくちゃ……。


そう思っていたのですが、

一個食べ終わるころには、

ちょっと乗ってきた。


お。

もう一個、
いけるかもしれない。


いってみました。


無理でした。


お腹いっぱい。


結局、
二個目は夫くんと半分こ。


私は1.5個。

夫くんは2.5個。


直径10センチくらいの肉まんを、

2.5個。


50代前半です。


そういえば、

夫くんが連日お店へ行っていたので、聞いてみました。


「また来たって思われちゃったら、申し訳ないなぁ…」


すると、


「平気〜。この間は女性で、

今日はおじさんだったから」


……そこなんだ。


以前、


誰かへプリンを贈るときには、


「ご夫婦だから、

6個じゃなくて4個にしよう」

と、

ちゃんと量を考えていた夫くん。


でも、
風邪で食欲のない私には、


でっかい肉まん2個。


基準が、
よく分かりません。


でも、

4個の肉まんを見たとき、


ちょっと多いよ。

と思いながら、


なんだか嬉しかったよ。


ありがとう。


この記事は、
聴話人くるみさんの
「秋のぷちふく」企画に
参加させていただきました。


秋になってやってきた、

我が家の小さな「ぷちふく」です。


ゆら💐

『秋のぷちふく』企画🍁


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📚小さな好きの中で、自分を取り戻していく暮らし

前回のくしゃくしゃぽいの記事には
想定外に反応をいただきました🫪
ありがとうございます💐

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