名門校でも「ない」と感じた瞬間があった。説明会で私が本当に見ていたもの
「説明会って、何校行けばいいの?」 「何を見ればいいの?結局どこも同じに見えてしまって…」
お受験の情報収集を始めた頃、私も全く同じ状態でした。学校のHPを見ても、どこも「個性を伸ばします」「主体性を育てます」と書いてある。どこが違うの?と正直思っていました。
でも実際にたくさんの説明会に足を運ぶうちに、わかってきたことがあります。学校の本当の姿は、説明会の「すきま」に出るんです。校長先生のお話の内容ではなく、廊下の下駄箱に。パンフレットの言葉ではなく、授業中の子供たちの背中に。
私たちが参加した説明会の数はこうです。
合同説明会(複数校が集まるもの):年少・年中それぞれ3回ずつ
学校別説明会:実際に受験した5校すべて
番外編:受験予定はなかったけれど、中学受験に強い学校にも興味で参加
オンライン説明会:コロナ禍でもあったので、有名どころはとりあえず視聴
学祭・中高の行事:1校は年少の頃から中学・高校の学祭まで継続して参加
「やりすぎでは?」と思うかもしれません。でも今振り返ると、これだけ動いたからこそ**「この学校だ」と迷いなく出願できた**し、当日も後悔がありませんでした。
説明会は「学校の話を聞きに行く場」ではありません。**「自分たちが学校を選ぶための場」**です。この意識が変わるだけで、同じ説明会に行っても得られるものがまるごと変わります。
では、私が実際にどう動いたか。合同説明会の使い方から、学校別説明会で私が必ずチェックしていた場所、そしてあの名門校で「ない」と確信した授業公開の話まで、全部書きます。
合同説明会は「先生の本音を引き出す場」として使う
合同説明会というと、「いろんな学校のブースをぐるっと回って資料をもらう」くらいのイメージを持っている方も多いと思います。でも私にとっては違いました。先生に直接質問できる、ほぼ唯一の機会として徹底的に活用していました。
私がどの学校のブースでも必ず聞いていた質問があります。
「どんな生徒を教えたいですか?」 「先生が思わず前のめりになってしまう、そういう子はどんな子ですか?」
この質問をすると、先生によって答え方がまったく違います。すらすらと答える先生、少し考えてから丁寧に言葉を選ぶ先生、逆に質問で返してくる先生。その「答え方」自体に、学校の教育観が滲み出てくるんです。
HPには「主体性を育てます」「個性を大切にします」とどこも書いています。でも同じ言葉でも、先生の口から出たときの温度感は全然違う。そこに、パンフレットには絶対に載っていないリアルがあります。
もう一つ意識していたのは、どの学校にも同じ質問をすることです。同じ質問をすることで、学校ごとの「答えの違い」が際立ちます。A校の先生はこう言ったけれど、B校の先生はまったく違う言葉を使っていた、という比較ができるようになります。これが後の学校選びで、じわじわと効いてきました。
また、質問は事前に準備していきました。自分で考えるだけでなく、お受験ブログやインスタ、受験関連の書籍も読んで「先輩ママがよかったと言っていた質問」も取り入れていました。自分一人では思いつかない視点の質問が、意外と核心をついていることがあるので。
学校別説明会で私が必ず見ていた4つの場所
学校別の説明会では、校長先生のお話を聞くだけでなく、校舎の細部を観察することを意識していました。人が意識していないところに、学校の「日常」が出るからです。
① 下駄箱とロッカー
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