時間がない、という呪文を解く。
結局、
今日も「忙しい」で一日が終わった。
やることはこなしているのに、
なぜか満たされない。
「時間がない」
そう言いながら、
また一日が過ぎていく。
先日、
知人とゆっくりコーヒーを飲んだ。
暖かな午後の日差し。
静かな店の空気。
心地よく流れる音楽。
犬の散歩の途中で
テラスに立ち寄る人。
タンブラーを手に、
雑談を楽しむ人。
時間が、
ゆるやかに流れているように感じた。
同じ時間なのに、
どうしてこんなにも違うのだろう。
物理的な時間は、
誰にとっても同じ24時間。
でも、
その感じ方はまったく違う。
きっと、
「自分で選んでいる」という
感覚があるかどうか。
なんとなく過ごしている時間と、
自分で選んでいる時間は、
同じ長さでも、
まったく別のものになる。
時間を作ることよりも、
時間を味わうこと。
そのためには、
なにかを増やすのではなく、
感覚を取り戻すこと。
少し立ち止まって、
今この時間をどう過ごしたいのかを
自分自身に問いかけてみる。
それだけで、
時間の流れは変わる。
