一緒に、年を重ねていこうぜ。
※「17歳の悲劇」から、25年後のお話です。
15で知り合って、25年もたつらしい。
かたや3人の母。
かたや毎週出張してフリーランスの仕事もしての自由人。
同じ高校の、同じクラス。
地元の少しおしゃれなイタリアンのお店を予約してくれた。
サシで飲むのは、どれぶりだろうね?
子供ありなら、数年前のファミレスだよね
そんな会話をしていた。少しぎこちなかったかもしれない。
名目は、私のお酒解禁おめでとうから。
ステロイドを飲んでいる間は、まったくお酒を飲んでいなかった。
20代のわたしは
ワインと日本酒とウイスキー系を余裕でちゃんぽんする酒豪。
あだ名は「番長」
そのころをよく知っている友人だ。
とはいっても大人になった。
わたしはコークハイ、友人はいつもどおりカクテルだ。
「老眼出た?」
「白髪出た?」
そんな話をした。
わたしたちは部活が同じだったのだが、
部長に会いたいけど行方不明といつも話題に出ていた。
文武両道を掲げる高校だったから、運動部ではないわたしたちは、ちょっと肩身が狭かった。
検索してみたら、見つかった。
偉い人になっていた。
貫禄がついていた。
「すごい人になっちゃって、話すことないかも・・・」
「いや、顧問を呼んで、顧問と部長で小難しい話しているのをうちらでにやけながら見てよう。たぶんあいつも息抜きしたいはず」
あくまで私の妄想ですけどね。
部長と顧問は当時から、小難しい討論をよく繰り広げていた。
わたしたちにとっては、その光景そのものを見たいのだ。
そのあと、同じクラスだった野郎も含まれているグループLINEを動かした。あいつらも恰幅よかったり、髪の毛事情に変化があったりしている。また秋にのもうという話になった。
話題も変わるし、見てくれも変わる。
けれど、一瞬で空気は元に戻る。
こうして、ともに年齢を重ねるのも悪く無い。
そんなことを思った、ほろ酔いの土曜23時でした。

おまけ
「40代って思うとどんどんふけるらしいよ」
「らしいね、だからわたしは35と思って普段生きてる。28だとサバだけど、マイナス5歳ならいいだろと。今後それで行く」
