(第2回:Claude code導入編)超初心者向けGAS をローカルで開発する方法(clasp + Claude code 導入ガイド)の完全詳細解説(Mac & Windows)
はじめに
前回の記事(第1回:clasp導入編)では、Google公式ツール「clasp」を導入し、GASをローカル環境で扱えるようにしました。
今回は「第2回:Claude Code導入編」として、「Claude Code」をインストールし、clasp と Claude Code を組み合わせて、簡単なGASプログラムを修正する流れを紹介します。
1. Claude Code のインストール
前提条件
Node.js / npm が動作している
clasp が導入済み
Claude Pro (または Max) アカウントを保有している
ターミナル(Mac)またはコマンドプロンプト(Windows)で以下を実行します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-codenpm install … パッケージをインストール
-g … グローバルインストール(どのフォルダからでも利用可能にする)
👉 このコマンドは 最初の1回だけでOK です。
2. 初期セットアップと認証
前回作成した「gas-test」フォルダに移動
下記コマンドで Claude Code を起動
claude起動後は以下の画面が順番に表示されます。基本的に「Enter」で進めばOKです。
表示モード選択(ダーク / ライト 等)
認証方法の選択
Claudeアカウント(Pro/Max サブスク) → サブスクで利用可能
Anthropic Console(APIキー課金制) → 従量課金
👉 今回は Claudeアカウント を選択してください
ブラウザでログイン → 承認
フォルダアクセス許可 → YES
最後に一旦 exit で終了します
3. テスト用のサンプルシートを作成
Googleドライブにテスト用フォルダを作成
空のスプレッドシートを作成し、シート名を「データ」に変更
A1〜A3 に以下を入力
山田
田中
佐藤4. GASエディタにコードを貼る
スプレッドシートから 拡張機能 → Apps Script を開き、次のコードを貼り付けて保存します。
function onOpen() {
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
ui.createMenu("サンプルメニュー")
.addItem("データを確認", "showData")
.addToUi();
}
function showData() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const values = sheet.getRange("A1:A3").getValues();
const msg = values.map(row => row[0]).join(", ");
SpreadsheetApp.getUi().alert("データ: " + msg);
}5. 1回目のGAS実行
スプレッドシートをリロードすると「サンプルメニュー」が追加されます
「サンプルメニュー → データを確認」をクリック
認証画面が表示されるので自分のアカウントで承認
「データ: 山田, 田中, 佐藤」と表示されれば成功 🎉
6. ターミナルを2つ用意する
Claude Code と clasp を同時に使うため、ターミナルを2つ開いておきます。
ターミナルA:clasp用
ターミナルB:Claude Code用
どちらも作業用フォルダ「gas-test」に移動してください。
7. 「ターミナルA」でプロジェクトを取得
clasp を使って GAS プロジェクトをローカルにコピーします。
clasp clone <スクリプトID>👉 「スクリプトID」は GASエディタ → 設定画面 からコピー可能です。
8. 「ターミナルB」で Claude Code をセットアップ
作業フォルダ「gas-test」で claude を入力すると、Tipsが表示されます。
Tips for getting started:
Run /init to create a CLAUDE.md file with instructions for Claude
...
そこで次を入力します。
/init👉 「CLAUDE.md」が作成されます。
9. Claude Codeに修正依頼を出す
シート「データ」の内容を以下のように変更します。
氏名 ヨミガナ 電話番号
聖徳 太子 ショウトク タイシ 090-1122-9988
豊臣 秀吉 トヨトミ ヒデヨシ 080-2233-4455
坂本 龍馬 サカモト リョウマ 070-1234-6789
勝 海舟 カツ カイシュウ 080-2233-6677
西郷 隆盛 サイゴウ タカモリ 070-3344-5566
Claude Code には次のように依頼します。
シート名: データ
1行目はヘッダー、3列構成
人数は可変なので、自動で範囲を取得できるよう修正してください10. 「ターミナルA」で GAS を更新
clasp push
これで修正内容が Google 側に反映されます。
11. 再デプロイして確認
スプレッドシートをリロードし、再度メニューを実行。
Claude Code の修正が反映されていれば成功です 🎉
12. 完成したGASの例
完成版のGASは下記スプレッドシートに用意してあります。
自分のGoogleドライブにコピーしてご利用ください。
まとめ
これで「第1回:clasp導入編」「第2回:Claude Code導入編」が完了しました。
開発手順をまとめると以下の通りです。
Chrome上のGAS、clasp、Claude Code の3画面を用意
GASプロジェクトを新規作成
ローカルに作業フォルダを作成
clasp clone <スクリプトID> でローカルにコピー
Claude Codeで /init を実行し「CLAUDE.md」を作成
Claude Codeに作成/修正を依頼
clasp push で更新
GAS画面で動作確認(GAS+HTMLならデプロイ後に確認)
不具合があれば再度 Claude Code に依頼
👉 この「6〜8」のサイクルを繰り返すだけで、GAS(GAS+HTML含む)をAIと一緒に開発できます。
補足:Codex CLI の場合
ChatGPTの有料プランを利用している方は、同様の「Codex CLI」を使用可能です。性能はほぼ同じなので、既にChatGPTを契約している方はこちらでも問題ありません。
