第五十三回『あつくおんれい』
先日(2026/5/1~4)、『しごにんの侍』がトライディアさんで、シネマティックリーディング公演化されました。
漫画のコマを上映しながら生アフレコで演じられる朗読劇です。
素晴らしい舞台で大変、刺激を受けました。
関係者各位、ご来場または配信で観て下さった皆様へ、厚く御礼申し上げます。
またあったら嬉しいなあ……と思いつつ、五十三話の解説をば。
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人間曼荼羅

日ノ本人間曼荼羅ということで、脚本では「シャブ八たちを中心として曼荼羅のように血管が這いまわっている」としており、地面に魔法陣のように曼荼羅が出来ているイメージでした。
つまりト書きは完全に言葉足らずだったわけですが、実際に上がってきた絵を見たときに、予想外に縦で驚きました。
ただ、それなりにたくさん漫画を読んできた自負があるのですが、全く見たことがない絵面だったためとても新鮮に感じまして、これはいい、と。
元々、本作は漫画好きに向けて企画したもので、見たことがないものをお見せしたかったので、筆者すら想像していなかったものこそ、それにふさわしいと思うのです。
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巨人

この見た目、見覚えがある方も多いかと思います。
そうです。
コミケなどが開催されているあそこです。
そして、同じ緯度経度にあります。
そうして見てみると、コミケに向かう人々のよう……?
江戸時代初期に相当する作中の時間軸においては、まだ埋め立ては行われておりません。
そのため、海上にあるのです。
ちょっとしたお遊びですが、海上で戦っているとどこだよってなりそうでもあるので、イメージしやすいようにランドマークとして登場させたものでもあります。
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晴斬り

三脚殺法の技ですので、これも元ネタはカメラ用語で、ハレ切りからです。
逆光での撮影時に起こる「ハレーションを切る」からハレ切りと言うのですが、二郎長の技はむしろハレーションを起こして目をくらませて斬ります。
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解体術式・開腹

亜音速時の空気の壁を、開腹手術の要領で切り裂いて抵抗なく超高速移動するという、トンデモ技です。
物理法則的には多分あり得ませんが、少年漫画的ハッタリは大事にしたい。
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搾り

これもカメラ用語の「絞り」からで、明るさやボケ感をコントロールするためのものです。
漢字が違うのは、果物を搾るように筋肉を搾って血流を加速させ、錐のように突っ込む技だからです。
さて、次回、第五十四話ブログは9月30日(水)、『しごにんの侍』第五十四話はその前週、9月23日(水)に公開予定です。
といったところで、今回ここまで。また次回のおたのしみ。
