上司をうまく使いましょう
サイバーコネクトツーの山岡です。
少し乱暴なタイトルですが、仕事をうまく進めるためには上司をうまく使うことも大切だと思っています。
「相談しているけど動いてもらえない」
「確認をお願いしているけど返事がない」
「判断待ちで仕事が止まっている」
こういうこと、よくあると思います。
もちろん、本当に上司側に問題がある場合もあります。
ただ、
動いてもらえない、返答をもらえないということは、上司が動きやすく、判断しやすい状況を作れていないことも多いと思っています。
■上司にも活躍してもらいましょう
上司だからこそ、できることがあります。
決めてもらう。
他部署と調整してもらう。
さらに上の上司へ相談してもらう。
役員に話を持っていってもらう。
人や予算を動かしてもらう。
自分ですべてを解決する必要はありません。上司にもどんどん活躍してもらえば良いのです。
上司は、
部署の成果を出したい。
そのために部下に活躍してほしい。
と思っています。
そして、上司だって一人の人間です。
自分が動いて成果につながればうれしいし、周囲から評価されればうれしいです。
だったら、上司が活躍できる場面をつくればいいんです。
そのためにはいくつか必要なポイントがあります。
① 良いパスを出す
「問題があります」
「どうしましょう?」
「確認お願いします」
だけでは、なかなか動いてもらえません。
サッカーで言えば、相手の位置を見ずに、とりあえずボールを蹴っているようなものです。
何をしてほしいのか。
何が分かっているのか。
いつまでなのか。
最低限、これくらいは整理して渡しましょう。
「ここまでは分かっていて、この部分を相談したいです」
「ここの判断に迷っています」
「ここを○日までに決めないと●●に影響が出ます」
でも十分です。
大切なのは、相手が次のプレーをしやすいパスを出すことです。
② ゴールを決めてもらう
良いパスを出したら、あとは上司に活躍してもらいます。
判断してもらう。
他部署と交渉してもらう。
役員へ説明してもらう。
人員を調整してもらう。
自分では動かせないものを、上司の権限や経験、人脈を使って動かしてもらうのです。
上司自身ではゴールできないこともあります。その場合は、さらに上の上司や他部署へパスしてもらえば良いです。
自分 → 上司 → 上司の上司 や他部署
と、必要なところまでボールを運んでもらう。
だからこそ、最初のパスが重要です。
次の人が、その次の人へパスできる状態で渡す。
具体的には、説明や交渉がしやすいように
・具体的な数字や資料を渡す
・メリットやデメリットをまとめておく
・プランを複数用意しておく
などでしょうか。
そうすれば、仕事は止まりにくくなります。
③ 感謝を伝える
そして、ここも大切です。
上司に動いてもらって問題が解決したら、きちんと感謝を伝えることです。
「ありがとうございました」だけで終わらせず
「○○さんに動いていただいたおかげで解決しました」と伝える。
できれば周囲にも、「○○さんに調整してもらって助かりました」と共有する。
上司だって褒められたらうれしいものです。
「自分が動いたことでチームが前に進んだ」
と分かれば、次も動きやすくなります。
上司だからやって当たり前、感謝しなくていい、ということはありません。
上司にも気持ちよく仕事をしてもらう。
これも大切なコミュニケーションだと思っています。
■上司を待つのではなく、活躍してもらう
「上司の返事待ちです」
「上司に相談しています」
そこで仕事を止めるのではなく、
どうすれば、この人に活躍してもらえるだろう?
と考えてみる。
良いパスを出す。
ゴールを決めてもらう。
そして、感謝を伝える。
上司や上長をうまく使うというのは、上司を都合よく利用するという意味ではありません。
自分一人で仕事を抱えず、上司の力も使って、チームとして仕事を前に進めるということです。
特に制作進行やPMは、自分がすべてのゴールを決める必要はありません。
むしろ、
「誰に、どんなパスを出せばゴールできるのか」
を考えることの方が重要です。
■まとめ
以上、「上司をうまく使いましょう」でした。
そんな私も以前はボールをなかなか離せず、自分でゴールを決めようとしていました。でも、うまく決めることが出来ず、結果的に上司や会社に助けてもらうことも多かったです。
責任感や使命感からそうしていたつもりなのですが、振り返ってみるとチームや組織で闘おうとしていなかったんですよね…
組織に属しているとどうしても権限や条件など、さまざまな制約があります。
自分で決められない。
自分では動かせない。
そんなもどかしさを感じることも多いと思います。
だったら、会社の仲間や上司など、それぞれの役割や力を借りれば良いのです。
良いパスを出す。
ゴールを決めてもらう。
そして、感謝を伝える。
自身の考え方や動き方をほんの少し変えるだけで、仕事の進み方や結果は大きく変わるんじゃないかなと思います!

山岡 寛典
