【日記というかつぶやきというか】彼がね、教えてくれたんです~シロクマ文芸部~
波の音と言えば……
ある日夢を見て
浜辺に座って青年が話してくれた
幼き彼と
儚くなった彼の母と
波の音と
忘れたくなくて物語にした
最初は童話
けれど読み直すたび足りなくて
いつかそれは短編になった
そうしたら
夢には出てこなかった白い犬や
重く垂れ下がった夜の闇や
私の物語にすりかわった
それでもなにかが足りなくて
どこにたどり着きたいのかわからず
けれど
そんな未完成こそ真実なのかもしれない
何もかもが途上ですべて優柔不断
あの夜彼が語った物語は小さな一片
どこにだって流れ着けて
なににだって混ざり込める
だから
波の音の中に落としたつぶやきみたいに
迷子のような私が重ねたページは
きっとそれでいいのだろう
だから
こっそり短編集にまとめてしまおう
いつか大きく違う方向へ舵を切っても
今は今、今のままで

いよいよ日本へ出発です
前半1ヶ月は都内で友人に会ったり作業をしたり
後半1ヶ月は西へ移動して友人に会ったり怠けたり
文フリ大阪、ふみわくらぶの応援にいきますよ
書くことをさぼりまくる夏を越えたら
秋はやる気を出さないとですね
そんな誓いを込めて
今週のシロクマ文芸部に参加です
小牧さん、よろしくお願いいたします
ヘッダーはロングアイランド南岸
サウスハンプトンの白い波打ち際
Coopers Beach
大西洋に面しているので風は強いです
ここでは波の音より風の音かな
では、次回は東京より
