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神様 吉原へ行く

NHK大河ドラマのおかげで、今年は色々な所で蔦重関連の展覧会や本が出版されています。
そんなののひとつ
トーハクで開催中の
「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」展 

蔦重の出版したものと大河ドラマが、ガッチリ組んでの展示なので、ドラマをみていると、より楽しめます

展示のレポというか、その展示の冒頭にある

《隅田川図巻 》鳥文斎栄之筆
文化期(一八〇四〜一八) 東京国立博物館
(以下「トーハク本)

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/453168

吉原への道のりを描く巻物で、大黒天と恵比寿と寿老人が、吉原へ行くという設定

大黒屋の案内と思われる女性が、隅田川クルーズの船を案内しています
3人の神様は、それぞれのアトリビュートが描かれ、誰なのかよくわかります
3人のワクワク感が可愛い

三福神吉原通い図巻
鳥文斎栄之
文政(一八一八~三〇)前期
千葉市美術館
(以下「千葉市美本)

鳥文斎栄之はいくつか同じテーマで描いています
トーハク本より後に描かれたと思われる千葉市美本は、アトリビュートもなく、フルカラーで人間くさい

3人が船を降りて、吉原まで、トーハク本は籠に乗って行きますが、千葉市美本はのんびり歩いてます
トーハク本の方がスピード感があって、それぞれの持ち物が大切そうに一緒に移動させてる感じが、クスっとします

いよいよ、吉原に到着してニッコニコの3人
トーハク本では、恵比寿様の鯛も、クッション?に乗せられて、もてなさられているのに対して、千葉市美本では、鯛はしっかりご馳走のひとつになっているのも可笑しい
寿老人は、頭にハチマキまでして、すっかり酔っ払いです
昭和の酔っ払いサラリーマンて、よく頭にネクタイ巻いて表現されていますが、江戸の頃から、酔っ払いのサインなんでしょうか?ww
あと、大黒天の顔が、酔っ払いのスケベオヤジって感じで、クスっとします

吉原って、遊びに行く側からは、楽しい所だったんだろうなー な絵巻です

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