【境界知能の子の自立】学校につまずいても大丈夫。自立していくために親ができること
2026.8.22 リライトと、音声配信追加
境界知能で、発達グレーゾーンの息子。
小学校は「通常級」を選んだ。
3年生までは、行き渋りもなく元気に通っていた。
ところが4年生のゴールデンウィーク明け。
突然、学校に行けなくなった。
あれほど恐れていた「不登校」が、現実になった。
実は私は、息子が不登校になるずっと前から、
「いつか、学校に行けなくなるんじゃないか」と不安を抱えていた。
勉強についていけなくなったら?
友だちとうまくいかなかったら?
このまま引きこもってしまったら?
将来、自立できなかったら?
まだ起きてもいない未来を想像しては、不安になっていた。
息子は3歳の頃に発達検査を受け、発達がゆっくりだとわかっている。
小学校入学前も、
「通常級」か。「支援級」か。
散々悩んだ。
それでも私は、
「もしかしたら、通常級で6年間うまくやれるかもしれない」
そんな“あわよくば”の期待を手放せず、通常級を選んだ。
息子が、不登校になった時、
どこかで「ついに、その時が来た」と、思った。
でも、想像以上に、不登校の子育てがしんどすぎて、
「やっぱり、あの時、支援級を選べばよかった」
「私の選択が、この子を苦しめたのではないか」
何度も、自分を責めたことがある。
でも、あれから3年。
息子は、中学校「支援級」に、自分のペースで、通っている。
今の私は、これから先、また息子が不登校になったとしても、
「まぁ、なんとかなるやろ」と、以前ほどの恐れがない。
なぜなら、
学校に行けない時間の中でも、息子の成長は止まっていなかったから。
むしろ息子なりのペースで、「自立するために必要な力」を少しずつ身につけていた。
もちろん、
「不登校になってよかった」なんて、簡単な話ではないけどね(笑)。
親子ともに、めちゃくちゃ苦しかったし。
でも、
自分の限界を知ること。
自分で選ぶこと。
「しんどい」と伝えること。
人を頼ること。
不登校になったからこそ見えた息子の姿があった。
不登校になったら、成長が止まってしまう。
当時の私は、どこかでそんなふうに思っていた。
でも、実際は違った。
学校に行けない時間にも、息子はちゃんと成長していた。
そのことを、今まさに、子どもの行き渋りや不登校に悩んでいるお母さんに伝えたい。
ここからは、
境界知能・発達グレーゾーンの息子が、不登校になり、母親として散々悩んできた私と、
放課後等デイサービスで、子どもたちを支援している私。
その両方の立場から、
・不登校になる前からやっておいてよかったこと
・「学校に行きたくない」と言われた時に考えたこと
・不登校になっても育った「自立に必要な力」
・息子が再び「やってみよう」と思えるようになった理由
・親だけで抱えず、チームで子どもを支える方法
について、
きれいごとなしで、ぶっちゃけて書いていきます。
放デイの「通常級」に通う境界知能&グレーゾーンの子たち
放デイでは、息子のような境界知能の子。
診断がつくほどではないが、「発達が気になる」と言われているグレーゾーンの子。
そんな発達ユニークな子たちが「通常級」に通っている。
あの子たちを見て、感じるのは
「通常級に通えている=うまくいっている」とは、言えない事実。
むしろ、通常級についていくために、親子ともに限界ギリギリで踏ん張っている家庭が本当に多い。
勉強は、家で血の涙を流しながらフォロー。
学校では、わからなくても「わからない」と言えない。
友だちに合わせて、必死に“ふつう”のフリをする。
できないことを隠して、できているように振る舞って、みんなと同じようにできない自分を責めている。
自己肯定感は下がり続けるのに、「プライドだけはエベレスト」って子もいる。
「学校には行くもの」「休むのはダメ」「宿題はするもの」と、こだわりを持ち、完璧主義で理想が高く、歯を食いしばり通っている子もいる。
とにかく、境界知能やグレーゾーンの子は、いつ「学校に行きたくない」って言い出しても、全然不思議じゃない。
そんなギリギリの状況で、毎日学校に通えているのは、奇跡に近い。
困っていても困っていないフリが、上手な子もいるから、先生に困りごとが伝わりづらい。懇談会で相談しても「別に大丈夫ですよ〜」なんて流されることも多い。
でも、境界知能、グレーゾーン、発達に凸凹があるお子さんをもっていたら、学校とは密にコミュニケーションは取っておいた方がいい。
担任に、困りごとを伝え、通常級で過ごしやすい環境を整えてあげることで、不登校を予防できるかもしれません。
環境調整については、こちらの有料記事で詳しく書いてあります。
境界知能&グレーゾーンの子に、家庭でできること
「通常級」に入れて親ができることは、
学校の環境を整えること。
そして、家庭で
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