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『猫のゆりかご』カート・ヴォネガット

先週、秋田市文化会館(千秋公園の一角)で「かえる、かえる。」というイベントを何となく見に行ったら、そこで「イラストを描いたらおもちゃや本と交換できます」という企画をやっていました。


こんな感じの会場でした。圧巻!

子ども向けに「好きなおもちゃの絵を描いたら、イラストとおもちゃを交換できる」という企画があって、同様に古本コーナーもあったのでした。

そこで私も1冊選んで見様見真似で絵を描いて、いただいて帰ってきました。それが『猫のゆりかご』(カート・ヴォネガット/ハヤカワ文庫)です。

有名な作家だし友人が「面白い」と言っていたの記憶もあるしで、名前だけは知っていたものの未読の作家でした。でも、古いとはいえハヤカワなら外れは無いのでぱらぱらと読み始めてみたのです。

そしたら・・・ナニコレ面白いじゃん!!
先週末に半分までガッと読み、しばし俳句のあれこれをやってて、そしてまた今朝、残りをぐいぐい読んでしまいました。

架空の「原爆の父」という博士がいて、その3人の子どもたちに接触して本を書こうとする男が主人公。何のかんのあってカリブ海の島で謎の宗教に接して・・・

とにかく「続きが気になる!」という物語。面白いったら。出てくるキャラクターが皆おもしろい。

裏表紙には「奇妙奇天烈な世界の終末を描いたSF長編」とあります。確かに設定は奇妙奇天烈なのですが、なぜかリアルに感じてしまいます。

古い小説なので時代性は感じつつ(重要人物「モナ」が18歳という設定だったり、差別用語がわりとストレートに出てきたり)、かなりの部分で。今でもありそうな話というか。むしろ「現代社会の寓話?!」みたいな面も感じてしまいました。

面白い本を読んだ後は、ちょっとした旅行に行ってきたみたいな気分。




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