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初めての、物思い|絵本「ちょっとだけ」

かつてmixiに投稿していた日記やレビューをふりかえっています。
子育ての棚おろし?
今は社会人と大学生になった長女と長男が幼かったころに、よく読み聞かせていた本のなかから、ひとつ取り上げたいと思います。

赤ちゃんが生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。
お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、これまでなっちゃんにしていたお世話も、なっちゃんがしてほしいタイミングでしてもらうことが難しくなってしまいます。

我が家の長女が5歳のときに生まれた長男。
姉とは歳が離れていたので、「なんだかぐずるなぁ」というわかりやすい甘えではなく、言葉で攻めてくる痛烈な赤ちゃん返りでした。

「おかあさん、わたしとりょうちゃん(弟)、どっちが好き?」

5歳の長女にそう問われたとき、絶句した。

ずーっと昔、私がちょうど長女と同じ歳で妹が生まれたとき、
母親に突きつけたのと同じ問いだったから。
なっちゃんは、見たところ3歳くらい?なので
そんなハードな質問をママにぶつけることはないけれど。

赤ちゃんが生まれるまでは、ずーっと、
なっちゃんのことだけ見てくれていたママが
振り向いても、赤ちゃんのお世話ばっかりしてる。

だからといって、ママの邪魔したりしないよ。
おねえちゃんになったんだもん、って
「ちょっとだけ」なっちゃんはがんばる。
公園のブランコも、一人で漕いでみる。
だけど時には、「ちょっとだけ」抱っこして欲しいこともある…。

私の質問に、母はどう答えてくれたっけ?
5歳の私はどう答えて欲しかったんだっけ?

「どっちも大好きだよ。だから決められないの」
わかってても、聞かずにはいられなかった5歳の私。
きっと、生まれて初めて、嫉妬というものに出会ったのだ。

自分が母親になってみて、改めて思う。
子どもが増えたって、思いが半分になるわけじゃない。
溢れて溢れて、何倍にも膨らんでいくから。

今までも、これからも、ずっとずっと大好きだよ。
「ちょっとだけ」複雑な物思いをしった長女と5歳の私。
こうやって、大きくなっていくんだよね。

200X年1月のmixiレビューより

私自身も、妹とは5歳離れていたので、妹が生まれた頃のことははっきりと憶えています。お母さんが妹に盗られてしまいそうで、不安で仕方ありませんでした。

第二子が生まれると「長女(あるいは長男)がどうしてもかわいく思えない」と思うお母さんもいる、と耳にすることがあったので、息子が生まれたとき、これまで通りの愛情を、娘に注ぐことができるのかな?と本気で悩んでいました。

結果、息子が生まれても、娘への気持ちが変わらなかったことを確信して、ほっとした記憶があります。今考えると、なんでそんなことを心配していたんだろう?と思います。マタニティブルーもあったのかな??

そんな頃、「ちょっとだけ」を一緒に読んで、頑張っているお姉ちゃんを忘れちゃいけないな、と思っていました。それでも、放置プレイをしていることは、きっとあったでしょう…。

当時、娘がピアノの先生に「りょうちゃんにお母さん盗られた」と言っていたことを知らされたときは、しょうがない、と思いつつも、まあまあ打撃くらいました。

そんな日々を経て、息子は彼女とよろしくやってるし、娘は推し活に励んでいます。
さて、今日は、母おひとり様カフェモーニングに行ってこようかな。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いできるとうれしいです。

子育て棚おろしシリーズ第1弾です。

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