子どもの絵本が、いちばん深いところを突いてくる
子どもが図書館で借りてきた本を、
なんとなく一緒に読んだ。
正直、軽い気持ちだった。
小学生の男の子が、
自分という人間を分析していくお話。
それだけ聞くと、
よくある自己理解の話にも思えるけれど、
最近とことん自己分析をしている最中の私には、
妙に引っかかるところが多かった。
特に印象に残ったのは、
人間は一人一人
形の違う木のようなものらしい
という考え方。
どう育てるかは自分次第。
そして大事なのは、
「自分の木を気に入っているかどうか」
大人になった今でも、というより、
大人になった今だからこそ、
これはかなり本質的な問いだなと思った。
他人の木と比べて、
枝ぶりや高さを気にする前に、
そもそも自分の木をどう見ているのか、
という話だから。
どんなに自己分析をしても、
結局、自分のニセモノを作るのは
難しいんだけどね、
というクスッとしたオチも、
妙に現実的でよかった。
その本は、
ヨシタケシンスケさんの
『ぼくのニセモノをつくるには』
子ども向けの絵本を読んで、
普通に楽しめる30代になっていた。
自己理解とか、自己認識とか。
私は今さらになって、
わりと本気で向き合っている。
でも、自分が少しずつ分かってくると、
今まで「自分の問題」だと思っていたことが、
そうじゃなかったんだと
気づく場面が増えてきた。
能力の過不足の話じゃなくて、
思考の仕方が、人と違っていただけだったとか。
頑張りが足りないわけじゃなくて、
構造的に、
私がどうこうできる話じゃなかったとか。
自分を知るって、
自分を細かく評価することじゃなくて、
世界の見え方が
一段深くなることなのかもしれない。
そんなことを、子どもの本をきっかけに、
改めて考える夜のひとコマ。
たぶんこれは、
自分の形を、やっと認め始めた話なんだと思う。
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仕事に子育て、アニメ。ごちゃまぜな日々の中でいつも何かを考え中です。日常のつぶやきですが、どこかで「わかる!」と共感してもらえたり、心に響くものがあればとても嬉しいです☺️
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