「書けない」が怖かったわたしを救った、村上春樹さんの言葉。|ハッピーライティングマラソン#67
記憶力がザルなので……
と、最近よく書いている気がしますが、
これは自分を卑下しているとかではなくて
事実そのとおりです。
夫と一緒に観た映画も、
しばらくして夫から「あの場面さ……」と
話を振られたところで
「そんなとこあったっけ?」
と返すくらい、記憶力がないです。
だから、これまで読んだ本の中でも
響いた言葉はたくさんあるけれど
『ずっと』心に残っている言葉、
と言われると、ちょっと困ってしまいました。
なので今日は、
『ずっと』というほど長い期間ではないけれど、
ここ半年くらい大事にしている言葉を。
もしあなたが何かを自由に表現したいと望んでいるなら、「自分が何を求めているか?」というよりはむしろ「何かを求めていない自分とはそもそもどんなものか?」ということを、そのような姿を、頭の中でヴィジュアライズしてみるといいかもしれません。
難しすぎて、たぶんちゃんとは理解できていないです。
でも、これを読んだときになぜかわからないけど
めちゃくちゃ心惹かれたんです。
「これだ!」みたいな。
わかってもいないくせに(笑)。
ただ、本来表現することってすごく自由なことだし、
どうしたって何かを書いていたら
自分の内面をさらけ出している部分はあるし、
だったら制約された中で考えるんじゃなくて
もっと自由な自分でいいんだなぁ、とは思ったんです。
初めて小説を書いたのがちょうど10年前。
そこから4年くらい書き続けたのかな。
だけどそのあと、家のことでいろいろあって
書く気力を失っていました。
そして最近また書き始めたわけですが、
10年前のわたしは、完全に
不足を埋めるために小説を書いていました。
それこそ
何かを求めて、それが欲しくて書いていたんです。
でも今、その不足感ってどうしても
当時よりは埋まっていて。
それはすごくありがたいことで。
ありがたいけど、
全然小説が書けなくなっていました。
実はけっこうそのことで焦ってもいて。
別にこれまでの小説だって
誰かに評価されるということはなかったけど、
とにかく書けなくなる自分が怖かったんです。
そんなとき
先ほど引用した村上春樹さんの言葉を読んで
思いました。
今は『ある』前提で書きたいなって。
その方が、ふわっと心が軽くなるような言葉を綴れて、
それがわたしが書きたいことなのかもな、って。
もしかしたら、この考え方とか気持ちも
時間とともに変化していくかもしれません。
でも、それでも今はそう感じていることは事実だし、
変わったら変わったでいっか、って思っています。
誰に認められなくても
何かを書く自分が好きなんだなあ。
改めて自分の大切な気持ちに気づくことができました。
#67 本の中で、ずっと心に残っている言葉はありますか?
いいなと思ったら応援しよう!
もよろしければ応援いただけると嬉しいです!