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〈貴方に憧れる理由〉




貴方はカメレオンのよう。
私は亀ね.

貴方って誰とでも仲良くできて
人の懐に入り込むのが上手なの

私は亀.
ゆっくりゆっくりと歩みたい
自分のペースでしか前に進めないの.


貴方はカメレオン。
誰にでも染まれて、誰にも染まらない
強さを持っている.

私は海の中
たまに強い波に押されて砂浜、打ち上げられる時もある。
水が足りない
カラカラになりながら
短くて惨めな足を動かして
ゆっくりと元にいた海の中に潜ろうとして

ハッと我に返るの
貴方は、沢山の人に愛されて
応援されているのに
私はいつまで経っても
この重い甲羅を脱ぐことは出来ないのだと。


そして、永遠に憧れている
触れられない光と、貴方の発光した輝きが
眩しくてそっと目を瞑りながら
ふたたびに
深い深い深海に潜ります.


イソギンチャクやヒトデさんも沢山いてね
一人だけれど、独りじゃないの.
水がある限り
ここで永遠に生きていたい
ごめんなさい.今はまだ、岸辺まで上がってく勇気がないわ.

あなたのように世渡り上手に生きられたら
どんなにいいだろうと何回も思っては
悔しくて届かなくて
こころの声を殺しては
吸って吐いてを繰り返して息をするの.

カラカラにガラガラに、
この甲羅をいつか、誇りに思えるよう
砂浜の星の砂と共にいまを生きていきます.



おわり.


カメレオンと亀、対照的な生き方の物語。あなたはどちらに共感する?深い海の孤独と、光への憧れ。 #note











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