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〈夢のあと、残されたもの〉



たったいま何かが弾けて飛んだ
私は一瞬ちりぢりに弾けたものを
必死で探した、

血の中を巡り
風邪の中を探し
呼吸の声をさがした

なのに、なにも変わっていなかった
じゃあ私がさっき感じた散った花びらの花弁は
夢だったのかしら.

弾けた瞬間に見えたのは
石だった
それも強く光る
まるで抑圧された中に光る
圧倒的で、若々しくって、それでいて
最も黒々しいもの

ずっと探してたものはこれだったの?

そう問いかけようと思った瞬間に
ハッと蛍光灯のような明るい光に照らされた
夢をみていたかのような

まるで一瞬のまぼろしのように
感じて虚しくなった。
私が見たかったものは
それじゃなかった。

偽りでもなく真実でもなく
ありのままをみてみたかったの...

ごめんね.
誰かがそっと呟く、
そんな誰かの優しさとオレンジ色の灯りに
照らされた私は

真っ白になってしまった。

いや真っ黒になってしまった。




心の奥底で弾けたものは、一体何だったのか?  勿忘草のように。優しさが痛い。 #note



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