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# 肌が変わらないのは、化粧品のせいじゃないかもしれない

「また新しい美容液、買っちゃった」

鏡の前で、そうつぶやいてため息をついたこと、ない?

大人ニキビと毛穴の開き。この2つって、なんであんなにしぶといんだろう。学生の頃のニキビとは違う。ホルモンだの生活習慣だの、原因はいろいろ言われるし、SNSで「これさえ使えば」って話題のコスメを見るたびに、つい期待してしまう。

高い美容液。話題の導入液。皮膚科で処方してもらった薬。

試したものを指折り数えたら、結構な金額になっているんじゃないかな。冷蔵庫を開けたら、良かれと思って買い足した食材ばかり詰め込んである、あの感じに似てる。使いきれないまま、賞味期限だけが過ぎていく。

そのたびに「今度こそ」って思うのに、鏡に映る肌はあんまり変わってない。毛穴はぽつぽつ目立つし、頬のあたりにはまた新しいニキビが顔を出す。

正直、疲れるよね。お金も時間も、期待する気持ちさえもすり減っていく。

けど、ちょっとだけ聞いてほしいことがある。

私たちってつい、「肌に足りないものを足せば直る」って考えがちなんだよね。乾燥してるなら保湿液を足す。くすんでるなら美容液を足す。毛穴が気になるなら毛穴用のパックを足す。まるで、味が薄いスープに調味料をどんどん足していくみたいに。

でも料理をしたことがある人ならわかると思う。味が決まらない原因は、調味料が足りないからじゃなくて、そもそもの「作り方」が違うことの方が多い。下ごしらえの段階で、もう味が決まってしまっていることって、あるよね。

肌も、これとよく似てる。

足りないものを足す前に、そもそも今の「やり方」が肌に合っているのか。ここを誰も疑わない。新しい商品は疑われても、毎日当たり前にやっている「洗う」「拭き取る」「浸透させる」の手順そのものは、ほとんど見直されない。

いわば、化粧品を選ぶことばかりに気を取られて、肌の「下ごしらえ」がおろそかになっている状態。これ、結構見落としがちな盲点だと思う。

私自身、大人ニキビといちご鼻にずっと悩んでいた時期があった。いろんなコスメを試しては、「私の肌には合わないのかな」って落ち込んでた。でもある時、化粧品の中身より先に、自分の「やり方」に目を向けてみた。そうしたら、肌の調子が少しずつ変わっていったんだよね。

特別な美容液を買わなくても、今持っているものの使い方を見直すだけで、肌は変わっていける余地がある。足すことより先に、まず整えること。それだけでも、変わっていける余地はあるんだよね。

焦らなくていい。今日明日で劇的に変わるものでもないから。でも、ここだけは向き合おうか。「何を足すか」の前に、「どうやっているか」を、一度ちゃんと見つめ直してみること。

クレンジングと保湿。当たり前すぎて誰も見直さないその2つに向き合ったら、肌が少しずつ変わっていった。私が実際に見直した手順は、こちらにまとめてあるよ。

→「大人ニキビといちご鼻にずっと悩んできた私が、高い美容液より先に見直したこと」(650円)

美容液1本にも届かない金額で、遠回りしてきた分の答え合わせができるなら。悪くない話だと思わない?

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