映画「OXANA/裸の革命家・オクサナ」(2024年)
だいぶ日が経ってしまいましたが、実在したウクライナのアーティストで、フェミニスト団体【FEMEN】創設者の一人、オクサナ・シャチコの生涯を描いた映画「OXANA/裸の革命家・オクサナ」を観てきました。

FEMENは、2008年にウクライナ西部のフメリニツキーという町でオクサナと友人らが創設したフェミニスト団体です。
ソ連崩壊後独立したウクライナには、買春目的のツーリズムが盛んになっていました。オクサナらはそのような状況に異議を唱える活動を展開します。
ある日、記者らが取材するなか、「ウクライナは売春宿ではない!」と議員らに詰め寄り、興奮したオクサナは上半身裸になります。それ以来、裸で主張するスタイルが定着します。
彼女らの批判は、ウクライナ国内の買春や腐敗、医療過誤から、隣国ベラルーシやロシアにも向けられます。
しかし、これらの国々での弾圧は激しく、オクサナらは満身創痍でパリへと亡命することになります。
ところが、パリでは、一足早く国外脱出していた仲間がFEMEN代表として勢力を伸ばしていて、オクサナらはつまはじきになります。
幼い頃からイコン画家として収入を得ていたオクサナは、パリで知り合った新しい友人の助けも得て、パリで作家活動を再開し、アーティストとして認められていきますが、次第に精神状態が不安定になっていきます…
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かたい友情で結ばれた、正義感に溢れたエネルギッシュな女性たちが、権力者に叩きのめされ、友情にもヒビが入っていくという辛い展開ですが、こうして声を上げ、行動した人たちがいたことで勇気づけられた人も多かったはず。
見ている私も、映画のなかの女性たちの初期の結びつきに元気づけられ、オクサナという人物を存分に演じた主演女優さんにも魅了されました。
私の授業を受講している学生さんが見てきて、(具体的な記述は引用しませんが)感銘を受けた旨の報告をしてくれたという嬉しい後日談もありました!
