カノジョの言い分。[レトロ乙女図鑑]
「そんなこと言ったって、好きになったら仕方ないじゃん?」
私の彼氏が着ているだぶだぶのトレーナーを羽織り、彼女は悪びれずに牛乳を飲み干す。
「…私の彼氏って知ってるよね…?」
怒りが語尾に刺々しく滲む。
「そんなの知ってるよ」
「だから獲ったの」
くるり、と彼女は軽やかに回る。
「ーーーは?」
「わたしのほうが、あなたのこと。好きなんだよ」

ふわりとしたらくがきから
お話もほよっと生まれました
「そんなこと言ったって、好きになったら仕方ないじゃん?」
私の彼氏が着ているだぶだぶのトレーナーを羽織り、彼女は悪びれずに牛乳を飲み干す。
「…私の彼氏って知ってるよね…?」
怒りが語尾に刺々しく滲む。
「そんなの知ってるよ」
「だから獲ったの」
くるり、と彼女は軽やかに回る。
「ーーーは?」
「わたしのほうが、あなたのこと。好きなんだよ」
