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「まだ大丈夫」の呪いから抜け出すために

"まだ大丈夫"を続けていたら、心が先に疲れていた

体は動いてるし、仕事も回ってる。

だから「まだ大丈夫」って思ってた。

でもあとから振り返ると、心の方がずっと先に疲れてたんだよね。気づいたときには、もうだいぶ減ってた、みたいな感じで。

40代50代って、派手に壊れないから気づきにくい

これがちょっとやっかいなところで。

20代のころって、無理したらわりとすぐ体に出た。風邪引くとか、眠れないとか、なんかわかりやすいサインがあった。

でも40代50代になると、なんかじわじわ削れていく感じがする。ある日突然倒れるんじゃなくて、少しずつ余裕がなくなっていく。

将来のこと、仕事のこと、家族のこと、健康のこと。どれも「まあなんとかなってる」んだけど、全部を抱えたまま走り続けてると、気づいたら空っぽに近くなってる。

しかも本人は「まだいける」って思ってるから、余計に止まれない。

"やる気が出ない"が続いたとき

ある時期、何でもないことでイライラする日が続いた。

別に大きなことがあったわけじゃない。ちょっとしたことが気になって、いつもより言葉がきつくなって、夜になってから「なんであんなこと言ったんだろ」って後悔する。そういう日が何日も続いた。

それでも「まだいける、これくらい普通」って自分に言い聞かせてた。

でも今思うと、足りてなかったのって頑張る力じゃなかったんだよね。回復する力の方だった。

頑張れないんじゃなくて、回復が追いついてなかっただけ。なのに「頑張り方が足りない」って方向で考えてたから、ずっとすれ違ってた。

限界って、倒れる直前じゃない

これ、けっこう大事なことだと思ってて。

限界って、倒れる直前に来るんじゃなくて、だいぶ前からじわじわ来てる。なんか最近ちょっと笑えてないな、とか、好きだったことが面倒くさいな、とか、そういう小さなサインで先に教えてくれてる。

だから早めに休むのって、大げさじゃない。

「こんなことで休んでいいのかな」って思いがちだけど、そのタイミングで休める人が、結局長く続けられる人だと思う。

未来のために今を少し軽くする。それが一番現実的な選択なんだよね、たぶん。

予定を一個減らす。休む日を先にカレンダーに入れる。「まだ大丈夫か」じゃなくて「今どうか」で考える。それくらいのことでいい。

人生後半は、余白が資産になる

無理を積み上げても、あとで返ってくるだけだし。

若いころは「今を乗り切れば」って走れた。でも人生後半になると、乗り切った先にまた次が来るって、もうわかってる。終わりがない中で続けていくには、消耗しきらないことの方が大事になってくる。

少し軽く生きる方が、長く続く。

それって諦めでも弱さでもなくて、たぶんやっと本当のことに気づいた、ってことだと思う。

「まだ大丈夫」じゃなくて、「今どうかな」って、たまに自分に聞いてみてほしい。

その小さな問いかけが、心が先に疲れ切る前に、ちゃんと間に合うから。

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