化粧品薬事は“情報戦”だ📚 Evernote→Notion→Obsidian、私の「第二の脳」探し
はじめに:化粧品薬事屋が語る、意外な「情報整理」の本音
化粧品業界って、華やかなパッケージ、SNS映えする広告、トレンドを先読みするマーケター……そんなイメージが先行しがちだよね 💄。でも、その裏側では今日も誰かが、分厚い行政通知文書や規制改正の資料をもくもくと読み込んでいる。そう、薬事担当者とはそういう生き物なのだ 📑。
今回はちょっと趣向を変えて、仕事とプライベートの情報管理のために渡り歩いてきた3つのノートアプリについて、正直な使い勝手の話をしようと思う。ネタバレすると、旅の結末は「振り出しに戻る」だ 😂。
1. Evernote —— ズボラ薬事担当者の最良の相棒 🐘
10年以上つきあってきた「なんでも箱」
化粧品の薬事担当者をやってると、日々膨大な「テキスト以外の情報」と格闘することになる。厚生労働省・消費者庁の通知文書(もちろんPDF 📄)、他社製品の成分表示の写真、競合ブランドの売り場を撮った一枚……。これ全部をきちっと整理しようとすると、普通のファイル管理じゃ追いつかない。
10年以上にわたって有料プランを使い続けてきたEvernoteは、まさにこの「なんでも箱」として機能してくれてた 📦。
Evernoteが秀逸だった理由、その核心はOCR検索だ。 🔍
競合ブランドのドラッグストアの棚に並んだPOP、街角で目に留まったOOH(屋外広告)——スマホでパチリと撮ってEvernoteに放り込む 📸。後日「そういえばあのキャッチコピー、なんだっけ?」と思い出したとき、写真に写り込んだ文字から検索すれば、ちゃんと引っ掛けてきてくれる。これが恐ろしく便利だった!PDFの中の文字も、手書きっぽいフォントも、かなりの精度でインデックス化されてる。ノートアプリの文脈でこれほど強力なOCR検索機能を持つツールって、いまだに他にないと思ってる。
さらに、専用メールアドレスへの転送機能とWebクリッパーの組み合わせも強力で 🌐、記録に残したい重要メール→転送するだけ、参照したいWebページ→ブラウザの拡張機能で一発保存。この「とにかく放り込める」設計が、ズボラな自分の情報収集スタイルとぴったりハマってた。
光と影:整理されない情報の山と、フラストレーション 😩
でも「ポイポイ簡単に記録できる」ことは、同時に諸刃の剣でもあって。
Evernoteの情報整理の構造は「スタック → ノートブック → ノート」の3階層のみ。フォルダの入れ子が無限に続くファイル管理とは違い、これ以上細かく分類できないから、どんどん溜め込んでいくとそれはもうカオスな子供のおもちゃ箱状態になる 🧸。
しかもアップデートを重ねるごとにアプリが重くなり、気づけばノートが勝手に競合コピーを生成しているという謎現象が頻発するように 😱。「どっちが最新版なの!?」ってなるのは情報管理ツールとして致命的で、めちゃくちゃストレスだった(この問題はその後のバージョンアップで大幅に改善されたけど)。料金の値上がりは「それに見合う価値がある」と飲み込んでいたけど、使い勝手の劣化はさすがにきつかった。
決定打:会社のセキュリティポリシー変更 🚫
さらに決定的な出来事が起きた。職場のネットワークからEvernoteに突然アクセスできなくなったのだ!Evernoteが悪いんじゃなくて会社のセキュリティポリシーが変わったせいなんだけど、仕事の情報管理に使ってた以上これはキツい。2024年11月、年間契約の更新タイミングで泣く泣くEvernoteとお別れすることにした 😢。
2. Notion —— 美しすぎた、ひとりぼっちのコックピット 🚀
「UI沼」への転落
EvernoteのUXが怪しくなってきたころ、ちょうどNotionが急速に人気を集めてて 🔥。洗練されたUI、自由度の高いカスタマイズ、YoutubeにはNotionアンバサダーによる使いこなし動画が溢れ返ってた。
当時のNotionプラスプランはEvernoteのパーソナルプラン(当時)より高めではあったけど、長年愛用してたTodoist(タスク管理アプリ)も一緒に解約してNotionに一本化すれば総コストは下がる計算だし、情報も一箇所にまとまる、一石二鳥のはず——少なくともその時点では 🙃。
Notionの圧倒的な強み 💪
確かに、Notionはすごいツールだ。
階層の深さは事実上無制限で複雑な分類体系もスイスイ構築できる。データベース機能はEvernoteにはない革新的な機能で ✨、任意のプロパティ(タグ、日付、ステータスなど)でノートを整理・一覧表示・フィルタリングできる。大量の情報を俯瞰して分析したいシーンでは本当に頼もしい武器になる。
なによりいじること自体が楽しい 🎨!テンプレートを組み合わせ、ビューを切り替え、プロパティを追加していくと、まるで自分だけのデジタルコックピットを作ってる気分になる。
そして気づく:手段が目的化してた 💀
しばらく夢中でカスタマイズを重ねた末、ふとある事実に気づいてしまった。
「あれ……これって手段が目的化してるよね? 😅」
Notionはそもそも複数人でのコラボレーションを前提として設計されたツールなんだよね。ひとりで使う場合、実装されてる機能の半分どころかそれ以下しか活用できてない状態だった。
タスク管理もNotionに移行してみたら問題が噴出 💦。大量のタスクを一望できるのは気持ちいいんだけど、スマホアプリからのクイック操作性が低くてリマインダー通知の信頼性も今ひとつで、気づけばTodoistを再契約する羽目になってた 😇。

そして2025年のNotionの目玉アップデートとして鳴り物入りで登場したAI機能(Notion AI)。これを「まともに」使おうとすると、プラスプランの倍近くの料金になるビジネスプランへのアップグレードが必要だった(※現在もプラスプランのNotion AIは「限定トライアル」どまり。フル活用にはビジネスプラン:年間契約で3,150円/月 = 年間37,800円が必要)。残念の極み…… 😭
プラスプランの年間契約が終わるまでは使い続けたけど、もう自分の身の丈に合ったツールを探す時期だなと悟った。
3. Obsidian —— グラフビューへの感動と、ローカル保存の悲劇 💎
データをクラウドに預けない異端児
EvernoteでもNotionでもない第三の選択肢として注目したのがObsidianだ 🦉。
EvernoteやNotionがデータをクラウドに保存するのに対し、Obsidianは「Vault」と呼ばれるローカルフォルダにMarkdown形式のテキストファイルとして保存する。セキュリティの観点からは非常に安心で、まさに「会社のポリシーに怯える」身には魅力的に見えた 👀。
グラフビューという芸術体験 🌌
Obsidianをいじって最も圧倒されたのが、グラフビューだ!すべてのノート間のリンクを可視化して、情報のつながりを星座図のように総覧できるこの機能、見てるだけで知的興奮を覚える。「10年かけて積み上げてきた情報が、こんなふうに繋がってたのか……!」という発見は純粋に楽しい 🤩。
またコミュニティプラグインの豊富さも魅力 🔧。必要な機能を選んで導入し、不要なものは入れない——Notionのように「料金プランが機能を決める」形じゃなくて、自分で自分の道具を組み立てる感覚がある。
ローカル保存の壁 🧱
致命的な問題はここだ。自宅のPCからも職場のPCからも同じデータにアクセスしたい、プライベートな情報も含めて一元管理したい——となると、職場PCのローカルドライブにそのデータを置くことへの心理的抵抗は拭えない。あっさり断念することになった。
4. Evernote v11 —— 10年来の相棒が「第二の脳」に進化 🧠

2026年2月、電撃復帰 ⚡
Obsidianを諦めた後、ふとEvernoteを調べ直してみた。するとv11という大型バージョンアップで、ついに本格的なAIが搭載されたという情報が!
v11の目玉は3つのAI機能だ 🤖:
① AI Assistant(OpenAIとの協業で開発)💬 チャット形式で過去のノート群を横断検索・要約・再構成してくれる。「競合他社の●●について教えて」と入力するだけで、何年も前に記録した分散したノートから、文脈を理解した回答を自然な日本語で返してくれる!さらにウェブ検索もEvernote内で完結できるのが地味に便利 👏。
② セマンティック検索(Semantic Search)🔮 従来のキーワード検索に加え、意味ベースの検索が可能になった。検索ワードがノートに直接書かれていなくても、内容の文脈が近ければヒットしてくれる。航空便番号や予約情報などのキー情報は検索結果の最上部に即座に表示される賢さも持つ。
③ AI Meeting Notes(AIミーティングノート)🎙️ 会議・講演・インタビューなどの録音から文字起こし・話者の識別・要約まで自動でやってくれる。現時点で最大1時間の録音に対応。Web会議の内容をそのまま記録として残せるのは、薬事担当者にとっても(行政説明会の録音とか……)かなり有用だ 🙌。
それでもこの価格で、OCR検索・Webクリッパー・メール転送・AI Assistant・セマンティック検索・AI Meeting Notesが全部使えるのは、競合と比べて決してぼったくり価格じゃないと思う 👍。
5. なぜ今Evernoteに帰ってきたのか 🏠
行政からの通知文書、規制改正の動向、技術情報、競合ブランドのPOP写真——こういった情報を10年以上積み上げてきた自分にとって、「とにかく放り込める」入力の手軽さと**「あの情報どこだっけ?」を確実に解決するOCR+セマンティック検索**の組み合わせは、他のツールでは代替できないものがある 💪。
そして決め手は、会社のセキュリティポリシーがまた変わって(組織のIT方針って本当に予測不能だよね 😂)、いつの間にか職場のPCからもEvernoteにアクセスできるようになってたこと。これはもう運命と受け取るしかない ✨。
化粧品薬事に関する行政通知文書や技術情報を蓄積し続ければ、法規制や技術トレンドの変遷が10年スパンで手に取るようにわかるようになるはず 📈——そんな期待を胸に、今日もEvernoteに「放り込んで」いる 🐘💚。
巷じゃ「料金値上げでユーザー離れが加速」とも言われてるけど、v11でのAI機能強化とシステム安定性の向上を踏まえると、今の機能水準で年間17,899円はむしろコスパが高い部類だと個人的には思ってる。
みんなどんなツールで情報管理してるの?ぜひコメントで教えて〜! 💬👇

💌 あなたもEvernoteに"出戻り"してみない?
「昔使ってたけど離れちゃった」「料金上がったし……」って思ってる人、ちょっと待って 🤔。v11になったEvernoteは、正直あの頃とはまるで別物だよ。10年分の情報が、AIと一緒に突然よみがえる感覚——一度体験したら、もう手放せないと思う。まずは無料プランから試してみて、昔の記憶が戻ってきたら、またそのときに考えればいい 😊。
📊 付録:Evernote・Notion・Obsidian 完全比較表

