シロクマ文芸部 詩  春の海にはただ一人

波の音を聴いた
ただ海へ行って
持ってきた詩集を広げる

春の海にはただ一人
自波打つ音と風の音
海鳥達が鳴いている

テトラポットに腰掛けて
砂浜は足跡一つ無く
蟹が数匹歩いている

詩集を詠んでただ一人
風はベタついていたが
何だか心地良く
波の音が聴こえ
陽射しは眩しかったが
波の音を聴いた


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