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よく使うPersonaを数種固定設定して、必要な「Why / What / How」を入力するだけのゴールデンサークル拡張機能。「Why / What / How Prompt Builder」を作ってみた。

AIでツールや仕組みを作っていると、あるタイミングで必ず起きる問題があります。
コンテキストが長くなりすぎることです。

最初はうまくいっていたはずなのに、
やり取りを重ねるうちに、AIの出力がズレ始める(混乱する)

論点が増え、前提が揺れ、気づけば「何を作りたかったのか分からない状態」になる。

これは、AIが悪いというより、
人間側が毎回ゼロから文脈を積み上げ直している構造に原因があります。


Gemini 3.0で顕著になった「先回り問題」

特に最近感じているのが、Gemini 3.0以降の挙動です。

推論性能が上がった分、
こちらが聞いていないことまで「良かれと思って」先回りし、
結果として設計や思考がぐじゃぐじゃになることが増えました。

・結論を急ぐ
・前提を勝手に補完する
・禁止しているはずの判断をしてくる

これらはすべて、Persona・ルール・制約が曖昧なまま会話を続けた結果です。


解決策はシンプルだった

そこで作ったのが、この
「Why / What / How Prompt Builder」です。スティーブ・ジョブズも使っていたゴールデンサークル(Why / What / How)です。

考え方は単純で、

  • よく使うPersonaをあらかじめ数種類固定する

  • 禁止事項・スタイル・出力ルールを最初に明示する

  • 毎回書くのは「Why / What / How」だけ

これだけです。

Personaは例えば、

  • 優秀なデータサイエンティスト

  • 優秀なプログラマー

  • 優秀なWebデザイナー

  • 優秀なDXコンサルタント

  • 優秀なAI技術者

といった形で固定。
「誰として考えてほしいか」を毎回説明する必要はありません。

「Why / What / How Prompt Builder」1
「Why / What / How Prompt Builder」2
「Why / What / How Prompt Builder」3

Why / What / How だけに集中できる

このツールでは、

  • Why:目的・背景・成功条件

  • What:作るもの・決めたいこと・制約

  • How:進め方・条件・手段

この3点だけを入力します。

Personaとルールは常に同じ。
だからAIは迷いません。

結果として、

  • 先走らない

  • 禁止事項を破らない

  • 毎回同じ思考軸で返ってくる

という、開発に集中できる状態を作れました。


AIに「考えさせすぎない」ための道具

最近つくづく思うのは、
AIは「賢くなった」けれど、
放っておくと余計なことをするという点です。

だからこそ、

  • 何をしていいか

  • 何をしてはいけないか

  • どんなスタイルで考えるか

を、毎回ブレずに渡す必要があります。

このツールは、
AIを制御するためのツールというより、
人間側の思考を守るためのツールかもしれません。


配布するかどうかは、検討中です(笑)

正直なところ、
このツールを一般配布するかどうかは、まだ決めていません(こんなツールを欲しい人はいないでしょう笑)。

ただ、
「AIとやり取りしているうちに、思考が崩壊する」
そんな経験がある人には、かなり刺さるはずです。

しばらくは、自分の開発用に使い倒してみます。
そのうち、気が向いたら配布するかもしれません(笑)


もし、AIとの対話で
「前はうまくいってたのに、最近おかしい」
と感じているなら。

一度、
Why / What / How のゴールデンサークルだけに戻る
そんな環境を用意してみるのも、悪くないですよ。

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