【読書感想文】全国農村教育協会「カメムシ博士入門」を読んだ感想
今回は、全国農村教育協会「カメムシ博士入門」を読んだ感想を投稿します。
子ども時代の自分は、今と大違いで読書に関心がなく、読書感想文を書いた記憶がほとんどないので、読書感想文らしくなっていないと思います。
自分の気持ちを文章にするのは好きですが、読書感想文自体は不慣れですので、ご理解ください。
これでも、読書感想文の記事の投稿は今回で実質10回目、16冊目です。読書感想文を書く経験はまだまだ浅いです。
今回の感想文も、観ている人たちが、自分も欲しい!と思えるように、執筆をがんばりました。
アメーバでは、投稿キャンペーンに応募しています。購入したのは2月ですが、5月の賞に応募しますAmazonセールの賞にも応募しています。

この本を知ったきっかけと購入までの歩み
最初に知ったのは、自分の記録によると、2018年の秋冬頃だったようです。
仲のいい看護師さん(男性)にクイズを出すとき、参考になる画像として、この本のスクリーンショットを見せました。
クイズは、「私が18日の日曜日に買ったものは何でしょう。」で、ヒントは、「紙幣が一気に3枚飛んでいった。」です。
答えは本でも昆虫関係あるものでもありませんでした。4択クイズの選択肢として、この本をD(4択目)に挙ました。
看護師さんは、チカノベがカメムシ大好きということを知っていて、「タートルインセクト」というニックネームをとても気に入ってくれました。
そのときは、この本が気になっていただけで、買う行動には出ず、当時の趣味(人形やリーメント集め)に明け暮れていました。
買うと決意したのは、記録によると、2024年の3月です。この本があることを覚えていたのか、Amazonで見つけたかのどちらかです。
1年未満、一貫して欲しい気持ちは変わらず、2025年の夏に買う予定にしました。
お金の使い方や生活、仕事などの意識が変わり、爆買いができなくなったので、何回かに分けて買うことにし、2月の末に購入致しました。
購入前・届く前・全部読む前の印象
レビューにいい印象はありませんでした。このシリーズは、製本が悪いことを知りました。
読んでいると、ページがバラバラになってしまうそうです。なので、布団や床など(そこら辺)に置くことと持ち運びは極力避けようと思いました。
内容については、自分自身、カメムシを見ると、「カメムシ科だ!」とか、「ヘリカメムシ科だ!」とか、種名や科もわかります。
でも、サシガメ科とホソヘリカメムシ科は、ヘリカメムシ科と見間違えそう(ぜんぜん違う体型だとはわかるけど自信ない)と思います。
科の見分け方や、その特徴などが載っていることを期待していたし、そのような科の見分け方が載っているようなレビューもありました。
あと、基礎中の基礎で、カメムシ好きには物足りないことがあるようなレビューもありました。内容が子ども向けのようです。
「カメムシ博士入門」というタイトルのように、カメムシ学に入門するための本という趣旨なのはわかります。
自分はカメムシが少なくとも10代半ばか後半から大好きで、10年前後はまっている生き物だと思います。
図書館で、カメムシの生態学の本を、苦労して読み切り、二度と読みたくない気分でしたが、表紙デザイン違いの本を自分用に買うつもりでいます。
カメムシ好きには知っていることばかりでつまらないのか、そこをこの感想文で分析していきたいです。
自分自身、チョウ目も好きで、チョウやガの図鑑を複数買いましたが、知らない種類や生態ばかりでした。
好きな昆虫のグループでも。知らないことがまだまだあり、この本にも同じ事が言えると思いました。
レビューでカメムシ好きを公言した人は、自分より「カメムシ好き歴」が長く、かなり歳上なのでしょう。年が上だと、知る機会も多いはずです。
昆虫好き暦20年以上、カメムシ好き暦10年前後の自分には、「きっと新しく知ることがある」と、とても期待していました。
読んでみた感想
届いてからパラパラとめくって読んだ第一印象は、全然内容が幼稚だとは思いませんでした。
漢字には特にふりがながなく、少し難しそうな、専門的な言葉もたくさん載っていて、どこが幼稚?という印象です。
全部読むと、購入を後悔するのかな〜と、恐れ始めました。カメムシ学は、別の本も読んだことがあるし、今後買う予定です。
実際全部読んでみて、本のタイトルの通り、この一冊で、カメムシのことが丸わかりで、カメムシ博士を目指すための情報が満載でした。
カメムシの科の特定方法ももちろん載っていて、もっと読んで暗記したいと思いました。
触角の節の数は、みんな同じくらいなので、そこだけでは科は特定できません。口吻を見ないとわからない種類もあります。
手がクサくなる覚悟がないと、カメムシをひっくり返して、口吻を見られませんね。
経験を積むと、チカノベが普段「カメムシ科だ!」とわかるように、経験を積むと、背側を見るだけでも、科を特定できそうです。
2周目も読みました。1周目ちゃんと読んだつもりが、超新鮮な気持ちで読めました。難しい漢字がもっとあることに気がつきました。
カメムシの体のつくりから始まります。科によって、体のどの部分が発達しているか違います。
知らない種類や、知らなかった生態があり、採集法、カメムシのよもやま話、昆虫食の話、全てが内容たっぷりでした。物足りなさはないです。
時間があれば、何度でも読みたくなる本だと思います。もっと読んで、更にカメムシに詳しくなりたいです。
カメムシに悪いイメージしかない人や、カメムシをよく知らない人なら、新たに知る知識が多く、更に楽しめると思います。
カメムシのことをよく知らない人は、カメムシにいい匂いとか、きれい好きとか、すごい生態とか、外国で食べられていることなど知ると驚きそうです。
この本の魅力的だと思うところや利点
1.カメムシ学の基礎がわかる
カメムシという昆虫がどんな生き物か、この1冊でよくわかります。
カメムシ好きには物足りないというレビューがありましたが、ティーンの頃からカメムシ好きの自分には、全く感じませんでした。
カメムシに詳しい人でも、詳しくない人でも、カメムシ博士に一歩近づけます。
2.普通のカメムシだけではなく、水生カメムシも載っている
載っているカメムシの種類や分類は、主に日本にいるカメムシです。時々、外国の個性的なカメムシも掲載しています。
外国のカメムシの分類法(オオカメムシ科とか)は載っていませんが、日本にいる陸生・水生・半水生カメムシの見分け方や生態など詳しく知られます。
水性カメムシでは、アメンボ(ウミアメンボ)のことに特化している印象が見受けられました。
3.カメムシの分類法がわかる
カメムシの見分け方が科ごとに説明されています。色に関しては、情報がものによっては乏しいです。
茶褐色のカメムシが多いので、色で区別するよりは、触角の節の数や、口吻の太さ長さ、体型などで判断しましょう。
経験を積むと、だいたいの科が目視でわかるようになります。自分は、この本を読む前は、一部のカメムシ科やヘリカメムシ科がわかりました。
この本は2周読みましたが、もっと繰り返し読んで、分類法にもっと詳しくなろうと思いました。
ヘリカメムシ科とホソヘリカメムシ科の違い、危険なサシガメの見分け方、体型の違うアメンボの分類法についても詳しく覚えたいです。
4.全部のカメムシがカラー写真で紹介されている
カメムシの多くは、茶色や黒などの色で地味な虫ですが、赤いカメムシ、緑のカメムシ、金属光沢のあるカメムシの色が鮮やかに表現されています。
白黒の写真で、カメムシの色を文字で説明している他の本よりは、カラー写真のこの本のほうがとてもわかりやすいです。
いちばんは、この目で確かめて見ることですが、写真の色味も、現物に近い印象です。
自分の地域にいないカメムシや外国のカメムシも、その場で本物を見ている気分になります。それほど明瞭な写真です。
いつか、こういう明瞭な昆虫写真を撮ってみたいです。自分は昆虫写真の面でま未熟です。さすがプロは違いますね。
この本の欠点だと思うところ
「特にない」が正直な意見でしたが、あえて挙げるとしたら、の欠点を3つ紹介。
1.ふりがながほとんどない
完全に博識すぎる大人が読むことを想定しています。この本は、ティーン以上が対象なように書かれている気がします。
漢字勉強が得意な自分でも読めない漢字が多数見受けられ、読者の学力の問題でもある気がしますが、大人でも場合によってはひとりで読めません。
自分は勉強で得意な分野に偏りがあり、文系でも理系でもない(国語は漢字だけが得意で高校の理科は生物分野しか得意ではない)です。
あらゆる層にカメムシの魅力を広めたいのであれば、少し難しいと思った漢字でもふりがなを振ったほうがいいと思います。
2.変なニオいがする
カメムシのニオいではなく、スースーするハッカのような謎のニオいがします。虫除け?鼻がきかない時間帯でも強く感じます。
時間が経ったり、陰干ししたりすると改善しそうです。カメムシの本で、変なニオいつきなのは良くないと思います。
3.「カメムシ目」全体が説明されているわけではない
カメムシ目に属する昆虫全てがカメムシではありません。カメムシ目の中で分岐する、ヨコバイ目(ヨコバイ亜目)の昆虫はあまり載っていません。
主に、カメムシ、グンバイムシ、トコジラミ、水生カメムシ類といった虫のことが説明されていて、セミ、ヨコバイ、ウンカなどには乏しいです。
カメムシ(半翅)目とヨコバイ(同翅)目を分けない派の人間にとっては、残念なことだと思いました。
この本をおすすめしたい人は?
カメムシのことをよく知らない人・知りたい人・詳しくなりたい人
→入門とタイトルにあるように、カメムシ学の基礎中の基礎が載っています。この1冊でカメムシの基本がわかります。
カメムシの多い地域に在住・就業・就学されている方
→カメムシを普段よく見る人は、カメムシについてよく知らないのではないでしょうか?
カメムシにどんなイメージを抱いているのか、カメムシについてどれくらい知っているのか、読むとカメムシへの印象が変わります。
カメムシはクサくて汚くて、そこら中にいて気持ち悪いかもしれませんが、いい匂いと思う人もいるし、工芸品や装飾品のような種類もいます。
カメムシは、本当はきれい好きな昆虫です。みんなが抱いている悪いイメージが払拭される1冊です。
昆虫・カメムシ採集に出かけたい人
→カメムシの採集方法が載っています。ハチの巣や洞窟と言った危険な場所はおすすめしないみたいで、詳しくは書かれていないです。
どうやってカメムシを探すか、カメムシの居場所、探すのに使う道具、トラップの種類などが説明されています。
昆虫の標本を作りたい人
→カメムシの標本の作り方だけではなく、昆虫標本の作り方や、注意すべき点も載っていて、他の昆虫の標本を作る際も応用できそうです。
ラベルの作り方や保存方法、輸送方法、注意点、虫害(カツオブシムシ、細かいアリ)やピンのサビ被害などが、他の昆虫でも言えることだと思います。
カメムシが大好きな人
→カメムシの写真がたくさん載っています。写真を眺めるだけでも楽しそうです。
カメムシのフォルムが好きな人や、きれいな色のカメムシ(キンカメムシなど)好き、模様が面白いと思っている人たちにぴったりです。
カメムシ好きでも、知らないことはたくさんあると思うので、もっとカメムシが好きになると思います。
カメムシ好きがこの本を何度も繰り返し読みまくったら、その時点でもうカメムシ博士かも?
この中で、自分がそうという方や、家族や友人、知人にそういった方がいた場合は、買ってみたり、プレゼントしたり、勧めてみたりしてください。
3047円で購入。
今度購入する予定の本。図書館で、表紙違いのこの本を借りて読んだことがあります。
読み切るのにかなりの時間を要し、「二度と読みたくない」、「買わないで図書館で借りる専用」と思いました。
今ならもう一度読みたいくらいです。読書感想文は、「もう一度読んだ感想」とタイトルにつけるつもりです。
図書館で借りた表紙違いのものは、脱字が多かった印象ですが、こちらのほうが新しいので、しっかり訂正されていることを期待しています。
最後に
他者のレビューで見た、否定的なレビューで、とても不安なことばかりでした。
あまり良くないと思ったレビューは、製本が悪く、ページがバラバラになる、カメムシ好きには物足りない、内容が幼稚、初歩の初歩など。
大切に読んだり保管したりできるか、つまらないか、買ったことを後悔するか、知っている情報ばかりなのか。
自分は、否定的なレビューは普段思いつかないし、他者の挙げた気になる点は全く気にならないし、欠点を全て受け入れた上で購入しています。
買い物も、基本的によく考えてするし、20代半ば以降、買って後悔したようなものはほとんどありません。
買って読んでみたところ、当時はいい読書感想文が書けないスランプに陥っていて、。大好きなカメムシの本なのに、これといった感想はなかったです。
次回の読書感想文で紹介する本も、当時は特に感想がなく、困りました。4月最初に投稿した本の感想あたりからだめでした。
その次に投稿する本(3冊の本で、まだ読んでいる途中)感想文を書いたところで、スランプ脱却し始めました。
今度はいけると思い、もう一度カメムシ博士入門を読み、とても新鮮な気持ちで読めました。
2周目読み切る前でも、8行は感想が書けていました。本の魅力を最大限に伝えようとした痕跡はありました。
特に感想がないというのは、「自分の中で面白いような、あっと言わせるような文が書けていない」ということでした。
読書感想文がうまく書けないスランプから脱却し始めたものの、今回の感想文は、最善は尽くしたものの、実力を発揮できたとは言えません。
次回の読書感想文も、実力を発揮できる自信はなく、スランプ脱却が見えた、その次に投稿する3冊のレビューは自信があります。
文系でも理数系でもない人が、生物学書の書評を書くのはハードルが高いですが、今回の感想文は、普通によかったと思います。
問題は次回。何を言いたいのかわからないです。まだ2割程度しか仕上がっていなくて、完全にスランプ中にテンション低めで書いた感じです。
もう一度目を通し、来週土曜日(5月10日)に投稿します。残りの日数は6日間と少なく、満足の行く書評はできるだろうか?
