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雨の災害、「お子さんと一緒だったら?」を考えてみる


最近、大雨による被害のニュースを目にすることが増えました。

短時間で急に雨が強くなったり、道路が冠水したり。

少し前まで普通に歩けていた場所が、あっという間に危険な場所になることもあります。

ベビーシッターの仕事では、お家の中だけではなく、送迎や外あそびなど、お子さんと一緒に外にいる時間も少なくないのです。

もし、サポート中に大雨になったら。

もし、避難が必要になったら。

地震への備えについて考える機会は、これまでもありましたが、
雨の災害には、また少し違った備えが必要なのではないかと思いました。

今回は、

「もし今、お子さんと一緒だったら?」

そんな視点から、雨の日の災害への備えを考えてみたいと思います。


雨の日は「濡れる・滑る」


大雨の中を移動することになれば、まず考えたいのが足元です。

道路や階段は滑りやすくなり、水たまりや冠水によって、普段は見えている段差などが分かりにくくなることもあります。

お子さんと手をつないで歩く場合には、お子さんの足元にも十分な注意が必要になります。

足元が水で見えにくくなること。
これは段差や側溝、マンホールなど、危険な箇所もあるでしょう。

冠水している場所を歩いて避難しなければならなくなったら、
長靴ではなく、歩きやすい靴(スニーカーなど)がよいようです。
長靴は、中に水が入ると歩きにくくなることがあるからです。

お子さんの様子をみながら、足元だけでなく、水の流れにも注意が必要ですね。

そして、雨に濡れる!ということも考えておきたいことのひとつです。

また、両手をあけておく。手つなぎだけでなくいざというとき、抱っこも必要になるかもしれません。そのためには、お子さんもシッターもレインコートがあると、より安心なのかなと思います。

タオルや着替えの用意もできると安心ですね。

これから気温が下がってくる季節になります。
濡れたあとに身体を冷やさないための備えも必要になりそうです。

「雨をしのぐ」だけではなく、

濡れたあと、どうするか。

大切なポイントではないでしょうか。




外出中の予期せぬ突然、大雨。


送迎やお散歩など、お子さんと外にいるときに、突然雨が強くなることもあります。

ベビーカーで移動しているときなら、レインカバーがあったとしても、強い雨や風の中をそのまま移動し続けることが安全とは限りません。

歩いている場合も、雨で足元が滑りやすくなったり、短時間で道路の状況が変わったりすることがあります。

「目的地まであと少しだから」と予定どおり進むのか。

いったん安全な場所で雨をしのぐのか。

予定していた外出そのものを変更するのか。

雨が強くなってからではなく、その前に判断すること。

これも、お子さんと一緒にいるときには大切なことだと思います。




避難が必要になったときのことも考えて


大雨だからといって、必ず外へ避難するわけではありません。

そのときいる場所や周辺の状況によっては、外へ出ない方が安全な場合もあります。

一方で、浸水や土砂災害などの危険があり、避難が必要になることもあります。

だからこそ普段から、避難場所はどこなのか、そこまでどのような道を通るのか、ハザードマップなどで確認しておくことも大切です。

お子さんと一緒なら、どのくらい時間がかかりそうか。

いつもの道が通れなかったら、別のルートはあるか。

サポート先ごとに少し意識しておくだけでも、「もしも」のときの判断材料になりそうです。




雨が強くなる前に、情報を確認する


大雨は、突然起こる地震とは違い、天気予報や防災気象情報などから、事前に状況を確認できることがあります。

今の雨だけを見るのではなく、

「このあと、もっと強くならないかな?」

と、少し先の状況を確認しておくことも大切です。

警戒レベルや自治体からの避難情報なども、早めの判断につながります。

たとえば、このあと習い事への送迎を予定していたとしても、雨がさらに強くなることが予想されているなら、予定どおり出かけることより、安全を優先してご家族と相談する。

「雨がひどくなったら考える」のではなく、その前に考える。

これも、雨の災害への備えのひとつだと思います。




災害は昼間に起こるとは限らない


サポート中の災害を考えるとき、つい日中の場面を想像しがちですが、夜間のサポートもあります。

もし停電したら。

部屋の中はもちろん、廊下や階段、外も暗くなります。

スマートフォンのライトだけではなく、小さなライトを持っていると安心かもしれません。

災害は、いつ起こるかを選ぶことはできません。

だからこそ、

「もし今だったら?」

と、ときどき想像してみることも、備えのひとつなのだと思います。


「何を持つ?」と「どう動く?」


こうして考えてみると、防災用品を揃えるだけではなく、

何を持っているか。
そして、そのときどう動くか。

この両方を考えておくことが大切なのだと思います。

スマートフォン。

小さなライト。

タオル。

飲み物。

雨具。

季節によっては身体を冷やさないためのもの。

普段持ち歩いている仕事用のバッグにも、追加できるものがあるかもしれません。

一方で、お子さんと一緒に避難することを考えると、荷物が多すぎても動きにくくなります。

何でも持てば安心、というわけでもなさそうです。

自分が普段どのような場所へサポートに伺っているのか。

どのくらいの年齢のお子さんをお預かりしているのか。

移動は徒歩なのか、ベビーカーなのか。

その状況に合わせて、

「私は何を持っておく?」

と考えてみることが必要なのだと思います。

そしてもう一つ、考えておきたいのがお預かりするお子さんの人数です。

普段の保育ができる人数というだけではなく、もし災害が起きたときに、私一人で一人ひとりの安全を守りながら行動できる人数であること。

お子さんの年齢や、歩けるのか、抱っこが必要なのかによっても状況は変わります。

「もし今、このお子さんたちと一緒に災害が起きたら?」

そこまで想像しておくことも、安全にお預かりするうえで大切なことだと思います。




さいごに



最近、各地で雨による被害が続いています。

サポート中に大雨に遭わないとは限りません。

これまで地震を想定して備えてきたことに加えて、雨ならではの「濡れる」「滑る」「身体が冷える」「いつもの移動手段が使えない」といったことまで想定しておけると、より安心につながるのではないかと思いました。

災害のとき、すべてを想定通りに動くことは難しいと思います。

それでも、

「もし今、このお子さんと一緒だったら?」

と普段から少し想像しておくことで、そのときの判断につながることがあるかもしれません。

私自身も今回あらためて、サポートへ向かうときに何を持参するのか、見直していきたいと思います。

日々の暮らしとサポートの中で、できる備えを少しずつ。

それが、お子さんと自分自身を守ることにつながればと思います。ベビーカーで移動しているときなら、レインカバーがあったとしても、強い雨や風の中をそのまま移動し続けることが安全とは限りません。

歩いている場合も、雨で足元が滑りやすくなったり、短時間で道路の状況が変わったりすることがあります。

「目的地まであと少しだから」と予定どおり進むのか。

いったん安全な場所で雨をしのぐのか。

予定していた外出そのものを変更するのか。

雨が強くなってからではなく、その前に判断すること。

これも、お子さんと一緒にいるときには大切なことだと思います。

サポート先ごとに少し意識しておくだけでも、「もしも」のときの判断材料になりそうです。



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