確かめ合って 大人になる
キミの立ち位置を少しずらしてみたら
目の前は広くなるでしょう
この数日。
自分の不安、杞憂の根源は“生家”であることを、ようやく受け容れることができた。
生家のことを、切っても切れない=呪縛と、忌み嫌っていた。
呪縛ではなくて、切っても切れない= 言語化して、観察して、境界線を引き直す。
ということになるのかもしれない。
そう考えられる余拍が生まれてきた。
ここからも、生家と自分の過去とこれからのやり取りを、“精度の高い明確な整理”をして、境界線を保っていきたい。
そしてそれは、自分の大好きなものたちとの愛おしい距離感を、保つことにもなる気がする。
バンド。
講談。
演劇。
言葉を綴ること。
本に触れること。
職業の勉強と、生活への昇華。
04Limited Sazabysのこの歌が響いた。
あれから 前に前に進むために
注ぐ愛以外は 不要になって
肺に肺に運ぶために 速く速く 鼓動飛ばして
前みたいに 進めずに
覗く恐怖心なら無くなった
会いに会いに 行くために
早く早く 孤独壊して
痛みを抱えて生きていくことの尊さを教えてくれたART-SCHOOLはこう歌う。
死にたい様な 生きている実感
感じたいだけ 感じたいだけ……
10年前、彼等のように進んでいきたいと誓った。
今年の秋。その彼等、[Alexandros]に7,8年ぶりに再会して、彼は成熟を見せてくれた。
これからも彼等のように、進んでいきたい。
大人には いつまでも
なりたくないと 思っていたけど
Well,maybe it's not so bad
心が巣立っていく
我が愛しきバニラズは歌う。
そういえば、10年前の苦しい時も、バニラズに励みを得ていた。
つかみそこね 儚く
赤い糸切れた音が耳に刺さる
無知と恥に焼かれたこの身だって
青い春 見つけるさ
見つけていきたい 青い春を
力を抜いて 気楽に 気長に
もっとお気楽に力抜いていけよ
だって強張ったままじゃ 響かない
キミの声は
優しく、温かい言葉をたくさんいただけることが、この1年増えた。
その度に、驚きと、静かな感動と、感謝が湧き上がる。
講談会。ライブ。演劇。生きる瞬間を見届けられる尊さを、足を運ぶ度に噛み締めている。
思わず確認してしまう。
この世界にいていいのかな、と。
悲劇でもなく、依存でもなく、ヒロイズムでもなく、確認してしまう。
キミが思うより優しい世界が
あるはずだから
信じて歌え
この世界に、まだ生きていたい。
静かな熱を、胸に感じながら。
