コンサート:アニャ・ビールマイヤー指揮ミュンヘン・フィル(3月22日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)
3月22日はイザールフィルハルモニーでのコンサートを聴きました。
指揮はアニャ・ビールマイヤー、ソリストはチェロのキアン・ソルターニ。
プログラム。


コンサートマスターは青木尚佳。
冒頭の写真もそうですが、コンサート開始前、よくさらっています。
近くに行くと、それぞれ、どの箇所が気になるのかわかって面白い。

さて、ドヴォルザークの《チェロ協奏曲》、クラシック・ファンなら誰でも知っている名曲中の名曲です。
この曲、〈ヨゼフィーナ・レクイエム〉と言えるでしょう。
ドヴォルザーク(1841〜1904)は20歳代はじめ、ヨゼフィーナ・コウニツォーヴァに恋焦がれていました。しかしこの恋は実らず、1873年ヨゼフィーナの妹アンナと結婚します。
《チェロ協奏曲》は1894年11月〜1895年2月、アメリカ滞在中に作曲されました。
ドヴォルザークはこの時、ヨゼフィーナが重病だという知らせを受け取ります。
ドヴォルザークは95年4月、プラハに帰国します。
ヨゼフィーナはその1か月後亡くなりました。
ドヴォルザークは《チェロ協奏曲》の第2楽章(43小節から)と第3楽章(468小節から)にヨゼフィーナが好きだった歌〈私を一人で夢の中に行かせて〉を採用しています。
※よく、〈私を一人にして〉という記述がありますが、〈私を一人で夢の中に行かせて〉とここまで記載する必要があると思います。
このコンサートでは、アンコールとして、ソルターニが上述のエピソードを紹介した後、自身で編曲したという〈私を一人で夢の中に行かせて〉をチェロ・セクション8人とコントラバス1人で演奏しました。
聴衆は拍手でたたえました。
アンコールの後、立ったチェロ・セクションと一緒に拍手を受けるソルターニ。

恋した日々から30年・・・
《チェロ協奏曲》のこの箇所は涙なくして聴くことができない。
同様な思いは、シューマンの(そしてベートーヴェン)《ファンタジー》でもあります。→
後ろの聴衆にもご挨拶。

FOTO:(c)Kishi
以下、ミュンヘン・フィル提供の写真です。(c)Tobias Hase
ただ、この写真は3月21日のコンサートです。




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こちらはまだ間に合います。めったにない機会なので是非どうぞ!
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