コンサート(オペラ演奏会形式上演):ラトル指揮バイエルン放送響(BRSO、10月5日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)
10月5日はBRSO(バイエルン放送響)のコンサートに出かけました。
サイモン・ラトル指揮、アルバン・ベルク作《ヴォツェック》演奏会形式上演です。



これはシーズン・プログラム発表時にとても嬉しく楽しみにしていたプログラムでした。
《ヴォツェック》は私が推す『20世紀のオペラ作品ベスト3』のひとつです。でも本当に難しい。
これまで観た《ヴォツェック》オペラ上演の演出では、
1998年ハンブルク・オペラの新制作(メッツマッハー指揮、コンヴィチュニィ演出)が素晴らしく、これは2017年にケント・ナガノも再演しました。
マリーが殺される場面の演出とティンパニの響きはいまだに忘れられません。
また2017年秋、ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)の新制作(コーバー指揮、ヘァハイム演出)も強い印象を与えました。
両制作ともヴォツェック役はボー・スコウフスでした。
今回のBRSOの演奏会式上演のヴォツェック役はクリスティアン・ゲァハーアー。ちなみに日本ではゲルハーヘルと表記されていますが(私の原稿も直されたりします)、発音はゲァハーアーです。
ただ、《ヴォツェック》の場合は管弦楽の難しさが途方もなく、音響もあいまってオペラではオーケストラの物足りなさが残ります。
ラトルについてはバーミンガム時代から幾度となく聴いてきましたが、この《ヴォツェック》指揮、私が聴いた中で最高のひとつです。
今回の内容については別メディアに書く予定です。
今週の9日と10日、BRSOはラトル指揮でブルックナー《交響曲第7番》を演奏します。
シーズン開幕からタフなコンサートが続きます。

FOTO:(c)Kishi
以下はBRSO(バイエルン放送響)提供の写真です。
© BR/ Astrid Ackermann






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