あの星空。
学生時代
自宅周辺に1軒だけコンビニがあった。
しかし数年で閉店し
近所の商店も相次いで閉店した。
高校時代になると
近所には古い薬局と自販機しか無かった。
長い坂を下りなければ
コンビニやスーパーは無い為
家族一人一人に必要な物が無いか聞いてから家を出るのが当たり前だった。
しかし何故かそれらを
不便と感じた事は無かった。
それは多分
本来の自然と共に暮らす人間らしい
ありのままの姿に近かったからかもしれない。
そして親しみやすい慣れた田舎の人間関係の中で自然と共存してゆく暮らしには
日々発見があり
それが何より楽しく、生きている実感がした。
春夏秋冬
自然と共に長年、生きていた。
秋〜冬になると細かく散りばめられた星々や
流れ星をよく見ていた。
帰宅して家に入る前には
必ず
夜空を見上げ星を見上げては美しくて
溜め息をついていた。
街にはなんでもあるし便利なはずなのに
みんなせかせかし、イライラしていて
ゆっくりなんて歩けない。
たまにはゆっくり空を見上げて口笛ふいて
歩こうよ。
故郷の星空が恋しいな。

