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第3回:家庭という組織の「戦略と実行」——タスクと分担の設計
家庭は「プロジェクト」である
子育てが始まった瞬間、夫婦は否応なく「共同プロジェクトのチーム」になります。
会社では当然のように使われている「プロジェクトマネジメント」の考え方——目的の設定、役割分担、進捗の確認、振り返り——これを家庭に持ち込んでいる夫婦は、意外なほど少ないのが現状です。
ほとんどの夫婦は、「その日その日の問題に対応する」だけで精一杯になります。子どもが熱を出した、保育園の持ち物を忘れた、夜泣きが続いた……。毎日、突発的な出来事に追われて、気がつけば1年が終わっている。
これは「実行ばかりして、戦略がない」状態になります。
仕事でこれをやっていたら、上司に怒られます。ところが家庭では、なぜか「なんとなくやり過ごす」ことが許されてしまう。結果として、夫婦のすれ違いが生まれ、片方に負担が偏り、お互いの不満が積み重なっていく。
子育てが始まる前に、「家庭というプロジェクトをどう運営するか」を設計しておくことが非常に重要です。
家事・育児は「戦略と実行」を分けるとうまくいく
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