夏休み突入!絵本はまず借りてから。子どもの興味を観察する「図書館活用」と書籍購入の3つの基準
4時に起きる。最近、よく今まで観なかった夢をみる期間。夢を見ると、起きた時にどっと疲れている気がする。
今日は、図書館の活用方法についての話。
夏休み期間は、通常よりも本の貸出冊数を増やしてくれる図書館も多く、本好きの我が家にとっては絶好のシーズン。
私自身、子どもには幼少期からたくさんの本に触れてほしいと考えています。

その根本にあるのは、「知っていることや体験していることが多いほど、選択肢が増え、人生が充実する」という思い。本は知識の幅を広げてくれるもっとも身近なツールであり、将来の自分を助けてくれる大切なパートナーになると信じています。
しかし、最初からスマートに図書館を活用できていたわけではありません。むしろ数年前までは、書店で散財していました。1回しか読まれず終わった絵本も。。
今回は、試行錯誤しながらにたどり着いた図書館の活用術と、購入を決める3つの基準について書いていきたいと思います。
「1万冊」を目指して撃沈した過去
図書館を本格的に使い始めたきっかけは、上の子が1歳だった頃にさかのぼります。
当時、どこかで「子どもの頃に本を1万冊読ませると頭が良くなる」という説を目にしました。
単純な私は「よし、我が子にもたくさん読ませよう」と意気込み、片っ端から絵本を買い集め始めたのです。
ところが、すぐに現実の壁にぶつかりました。
第一に費用です。絵本は1冊1,000円から1,500円ほどします。何十冊、何百冊と買い続けるのは、家計にとって相当な負担に。
第二に子どもの習性です。小さな子どもは1冊をじっくり読むこと以上に、新しいことへ次々と興味が移り変わっていきます。せっかく買った絵本も数回開いただけで放置され、次の興味へ行ってしまうことがよくありました。
買い続けてもすぐ飽きられる。費用も追いつかない。そう痛感した私は、中学校以来まったく足を踏み入れていなかった「図書館」という選択肢を思い出し、絵本を借りるようになったのです。
「本を汚してしまう懸念」と、常時10冊を回す仕組み
久しぶりに図書館を使い始めてから、我が家の絵本体験は大きく変わりました。
もちろん懸念もあります。小さな子どもはページを破ったり、口に入れて舐めてしまったりすることがありますので、借りてきた本を子どもに渡すときは、大切に使うように約束事を決めています。
それでも、図書館がもたらすメリットは懸念を遥かに上回りました。
私の住んでいるエリアの図書館では、1人につき月15冊まで借りることができます。我が家は家族4人分のカードが作れるため、最大で月60冊まで借りられる計算です。
さすがに毎回フルで借りることはありませんが、常に家の中に10冊程度の図書館の本が置いてある状態をキープしています。
自前で買う本だけに頼ってしまうと、予算の都合で補充頻度が落ち、本棚の新鮮度や魅力が薄れてしまいます。しかし常時10冊ほど新しい絵本がある環境を作ることで、買わなくても子どもの好奇心を刺激し続けられるようになりました。
「買う・買わない」を決める3つの基準
図書館をメインで使い始めてから、本を購入する際のルールも明確になりました。以下の3つの基準に当てはまる場合のみ購入しています。
何回も借りて読んでいる絵本:まずは図書館で借りて様子を見ます。何度も繰り返し読みたがる本は琴線に触れている証拠なので、買って手元におく。「まずは借りて試す」が我が家の癖になりました。
人気すぎて借りられない本:新刊や話題作は予約しても数か月待ちで、タイムリーに借りられません。子どもの「今読みたい」タイミングを逃したくないため、人気の話題作は割り切って購入します。
本棚にそっと置いておきたい本:社会のルールや約束ごと、世界地図、歴史、防災など、親も一緒に勉強し直す必要があるジャンルです。これらは知識の基礎として、本棚の定番として買い揃えるようにしています。
図書館の課題と、これからの行政サービスへの期待
いいこと尽くしに見える図書館活用ですが、実際に使い込んでいくと、いくつかの課題やストレスも見えてきます。
ひとつは「毎回借りに行って返却する」という時間です。我が家でも週1回ほどのペースで返却と受取を行っていますが、仕事や子育ての合間を縫ってこのサイクルを回すのは相応の大変さがあります。
気になって行政サービスを調べてみると、一般利用者が実費負担で郵送貸出や宅配返却を利用できる図書館や、駅のロッカーで受取・返却ができる自治体も増えていることがわかりました。
ですが、一歩進んで「月額500円〜1,000円程度のサブスク型で、自宅まで郵送・宅配返却してくれる仕組み」が行政サービスとして整えば、もっと多くの人が利用しやすくなるはずです。ビジネスモデルとして成り立たせるハードルはあるかもしれませんが、利用者の負担を減らす取り組みはぜひ広がってほしいと感じます。
もうひとつは、図書館という場所の雰囲気です。これは住んでいるエリアの施設によって大きく変わりますが、「どことなく暗い」「子どもを連れて入りづらい」と感じる図書館もまだ存在します。
利用者が思わず足を踏み入れたくなるような明るい空間づくりや、配送サービスの拡充など、行政がより利用しやすい仕組みにアップデートしていくことで、子どもたちが本と触れ合う機会はもっと増えていくのではないでしょうか。
自分の世界を広げるパートナーとして
子どもの成長にあわせて、興味の対象は目まぐるしく変わります。だからこそすべてを購入して揃えるのではなく、公共の資産である図書館を賢く借りることが、家計と子どもの好奇心を両立させる最善策だと実感しています。
本は子どもの世界を広げ、困ったときに寄り添ってくれるパートナー。
これからも図書館の力をうまく借りながら、子どもの「知りたい」「見てみたい」という芽を育てていきたいところです。
皆さんのご家庭では、子どもと本との付き合い方や、図書館の活用で工夫していることはありますか?
本日もお読みいただきありがとうございました。
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