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育児本を1冊も読まなくなった理由。大人にも子どもにも「体験と経験」こそが全てだと思う話

4時に起きる。久しぶりにパパと寝たいという上の子のリクエストにより、2人とも寝かしつけ。上の子は絵本を読んで1日の思い出を話す、下の子は添い寝でトントンで即寝という寝かしつけにも子どもの性格が出る。


炭酸を飲みたくなる真夏日。コーラゼロにハマる。
普通のコーラと比較して、罪の意識がなくなるのが不思議。

今日は、最近全く育児本を読んだりしなくなったなーという話です。

1人目は、答え探しの日々だった

1人目の子育てを振り返ると、常に「正解を探す旅」に出ていたように思います。

何が正しいのか、どうすれば失敗しないのかがまったくわからない。日々、育児本やGoogleや生成AIを相談相手にして、答えとなる情報をかき集めていました。

特に心を削られていたのが、「食べ物」と「病気」に対する恐怖です。

一度、月齢的には問題ないはずの「お菓子」を食べさせたとき、喉を詰まらせそうになるヒヤリハットがありました。ヒヤッとしたあの瞬間の血の気が引く感覚は、今でも忘れられません。

また、朝から昼までは元気に遊んでいたのに、夕方から夜にかけて急に高熱を出し、焦って夜間救急へ駆け込んだことも何度もありました。

当時は親である私たちにも、もちろん子どもにも「経験」がありません。目の前で起きている事象に対して、誰かがすぐ解決策を差し出してくれるわけでもない。だからこそ、とにかく未来の危険を予測し、失敗を未然に避けることだけに必死になっていました

対話と衝突を経て作られた「我が家の子育ての型」

子育ての「型」を作るプロセスも、決してスムーズではありませんでした。

お互いに初めてのことばかりですから、夫婦間で意見がぶつかり、激しい議論になることもしばしば。衝突を繰り返しながら、対話を重ねることで、ようやく我が家なりの形が出来上がっていきました。

「夫婦で一度も意見の対立がない」というご家庭もあるようです。しかし、初めての経験において互いに意見をぶつけ合うこともなく良好な関係を維持・発展させられるのだとしたら、それは正直凄すぎる。。

そうして対話を繰り返し、経験を重ねてきたからこそ、2人目の育児では驚くほど余裕が生まれてきました。家庭は経営であり、子育ては事業の一つであるという考えも、この時ぐらいから噛み締めてきた(3年ぐらいかかっている)。

予兆を掴み、パターンで対処する

2人目になって変わったことの筆頭は、「育児本をまったく読まなくなったこと」です。

かつては手元に置いた育児本を辞書のように引いて調べたり、「AskDoctors(アスクドクターズ)」や「#8000」といった相談チャネルを把握して頼ったりしていました。もちろんそれらも大切ですが、今ではかかりつけ医の存在と、これまでの経験から、ある程度の体調不良は予測が立つようになりました。

例えば我が家の場合、子どもの口の周りに小さなぶつぶつができると「何らかの感染症にかかっている予兆だな」とわかります。機嫌が悪いときも同様です。

こうした一定のパターンが読めるようになると、予兆が出た段階であらかじめ遊びの予定を調整したり、体に優しそうな食事を意識したり、何より「睡眠をたっぷり取らせる」という予防策を先手で打てるようになります。結果として、重症化せずに回復していくことが増えました。

おもちゃに関してもそうです。1人目のときは色々と買い込んでしまいましたが、2人目になると「家のあらゆるものがおもちゃに変わる」ということが経験でわかっているため、ほとんど買わなくなりました。

あらかじめ予兆を掴み、パターンから予測して行動を組み立てる。思えば人は、こうやって経験を蓄積し、歴史を紡いできたのだと実感します。

「経験」こそが、大人にも子どもにも一番の価値になる

あらゆる事象は、実際に経験することでしか「生活の知恵」に変換されません。子育てを通して、私はこのことを痛感しました。

これは仕事でもまったく同じです。

会社員時代、自分ひとりで会社を設立するなんて、とてつもなく高いハードルのように感じていました。しかし、独立し、数年が経った今、日々の試行錯誤と経験が積み上がったことで「なんとかなるし、なんとかするための行動の癖」が身につきました。

失敗も含めて「一度経験したことがある」という事実は、人に強い底力を与えてくれます。

誰でも、最終的には自分自身の足で立って生きていく術を身につけなければなりません。そのための「人としての幅」を広げてくれるものこそが、他の誰でもない自分自身の「体験と経験」だと思います。

正解を探して情報を検索する時間を、適度に区切って「経験する行動」に変えていく。これこそが、大人の人生においても、子どもに渡せる教育としても、最も価値ある蓄積なのだと信じています。

あなたは今、新しい挑戦の前に「正解探し」で足が止まっていませんか?

本日もお読みいただきありがとうございました。

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