衝突は改善のサイン。独立したからこそ始める「月1回の夫婦会議」
昨日は経費精算に多くの時間を取られた1日でした。本音を言えば集客や営業などのフロント業務だけに集中したい気持ちもありますが、バックオフィス作業も事業を支える大切な土台です。「これも経営の一部」と割り切り、一つひとつの作業を前向きに楽しむようにしています。
さて、本題に入りましょう。
なぜ今、夫婦会議が必要だったのか
ここ1年ほど、我が家では家事をめぐる夫婦間の意見の衝突が増えていました。
理由は明確です。私自身が以前より本格的に家事へ参加するようになったからです。単に「言われた作業をこなす」だけでなく、家庭運営の一当事者として主体的に考え、自分の意見を妻に伝えるようになったことで、お互いのこだわりや価値観の違いが表面化するようになりました。
衝突が増えるのは、一見するとネガティブな変化に思えるかもしれません。しかし仕事と同じで、問題が表面化したときこそ「定期的なすり合わせの場」を設ける絶好の機会です。衝突は避けるものではなく、お互いの新しい価値観や世界観を認識し合い、より良い関係を再構築するためのスタートラインだと考えています。
そこで私から妻へ提案し、月1回の「夫婦会議」をスタートすることにしました。
月1回の夫婦会議で話し合っていること
夫婦会議の目的は、家庭運営全般のアップデートです。アジェンダをガチガチに固めるというよりは、その時期に最もホットな話題や課題を可視化し、対話を通してすり合わせていくスタイルをとっています。
直近の会議では、具体的に次のようなテーマを扱いました。
3歳になる子どもの習い事をどうするか
第2子誕生に向けた住居の運営・環境づくり
私の事業における今後の収支見通しと家庭への影響
今後はさらにテーマを広げ、以下のような議題も定点観測していく予定です。
家族で楽しむ遊びや旅行の計画
家計収支の透明化と、今後の資金の使い方
事業計画や進捗の報告(銀行口座の残高共有なども含む)
子育てを離れた「夫婦2人でやりたいこと」
他のご家庭の事情はわかりませんが、私は在宅で一人会社を経営しているため、比較的夫婦で話す時間を確保しやすい環境にあります。これは一人社長として独立したからこそ得られた大きなメリットの一つです。一般的に子育て真っ盛りの時期は、夫婦でゆっくり話す物理的な時間すら取れないことが多いのではないでしょうか。だからこそ、意識的にこの時間をブロックすることに意味があると感じています。
「定点観測」が家庭と仕事の軸をぶらさない
「会議」というと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、本質は定点観測にあります。これは仕事でも家庭でも、まったく同じではないでしょうか。
日々忙しく活動していると、「本当にこの方向性で合っているのだろうか」と迷う瞬間が必ず訪れます。最初に目標やゴールを設定して走り出したとしても、状況は刻一刻と変わります。仕事も家庭も、ひいては人生そのものが「常に修正を繰り返していくもの」なのだと思います。
だからこそ、定期的に立ち止まり、「いま進んでいる方向は合っているか」「お互いに納得感を持って進めているか」を確認する場が必要です。誰かに決められた道ではなく、自分たちの意思で選択しているという納得感こそが、日々の推進力になります。
ちなみに最近、3歳の子どもの「自分でやりたい欲」が日に日に強くなっています。その姿を見ていると、人間の根源的な欲求に気づかされます。人は何歳になっても自分の意思で行動したいし、誰かの役に立って感謝されたら嬉しい生き物なのです。夫婦関係も同じで、お互いの意志を尊重し合い、感謝を伝え合える状態を保ち続けたいと感じています。
この月1回の夫婦会議、子どもが小学校高学年くらいになったら、今度は家族全員の「家族会議」へと発展させていきたいと考えています。
いつまでどんな形で継続していくかはわかりませんが、また実践を通じて得られた気づきや変化をここでご報告します。
みなさんのご家庭では、夫婦で方向性をすり合わせる時間をどのように作っていますか?
本日もお読みいただきありがとうございました!
夫婦会議は、家庭という組織の経営会議です。議題を決めて、定例化する。連載の中心テーマです。
