見出し画像

仕事が好きだった私が、退職を伝えた日

皆さんこんにちは。

前回の記事では、私が新卒から勤めていた会社を辞め、専業主婦になる決断をした理由を書きました。
↓(前回記事です。よければご覧下さい)


今回は、仕事が好きだった私が、会社に退職の意向を伝えた日のことを書こうと思います。

退職を決めてから2週間


2024年11月。
私は学校見学に行き、たくさんの人に相談しました。

そして、息子を支援級に入れることを決めました。

それと同時に、仕事を辞めて息子と過ごすことも決めました。

けれども――

14年勤めた会社に退職を伝えることは、簡単ではありませんでした。

気づけば、決断してから2週間が過ぎていました。


最初に先輩へ伝えた理由


私は本部所属の立場でしたが、実際に出勤していたのは特定の支店でした。

そこには、新入社員の頃にお世話になった大好きな先輩がいました。

本来なら、直属の上司に最初に伝えるのが筋だと思います。

それでもその先輩は、母としても先輩で、いつも私の相談に乗ってくれていた人でした。

だから私は、先にその先輩へこっそり退職の意向を伝えました。

すると先輩はこう言ってくれました。

息子くんのママは、あなたしかいない。
会社には5年以内なら戻れる。今を大切にね。」

その言葉に、私はとても救われました。


支店長に退職を伝えた日


私は営業として働きながら、社員の指導やセミナー・研修の講師も担当していました。

セミナーの企画をしたり、他の社員の営業支援に入ることもありました。

運用の担当として案件を任されることもあり、責任のある仕事をたくさん経験させてもらいました。

大変なこともありましたが、私はこの仕事が好きでした。

だからこそ、退職を伝えるのはとても勇気がいりました。

そしてついに、支店長に話すときがきました。

私が退職の意向を伝えると、支店長は少し驚いた様子でこう言いました。

「そうか……驚いたな。理由を聞いてもいいかな?」

私は、息子のことを正直に話しました。

本来ならそこまで話す必要はないのかもしれません。
でも支店長には長くお世話になり、人として信頼していました。

だから正直に伝えたいと思いました。

すると支店長はこう言ってくれました。

「家族があってこそ仕事をする意味があるんだよ。
それを優先するのは当たり前だ。」

そして続けてこう言いました。

「君の今までの会社への貢献を考えたら、誰も何も言えないよ。」

その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。

後日、人事や役員から
「なんとか引き止められないか」と言われたときも、支店長は私の盾になってくれたそうです。

そして最後にこう言ってくれました。

「また落ち着いたら戻っておいでよ。
君とは、これで最後って思えないからさ。」

涙が出そうになりました。


お客様への報告


退職を決めたあと、お世話になったお客様にも自分で伝えました。

長く担当させていただいた大口のお客様もいました。

その社長は、ちょうどお子さんが息子と同じくらいの年齢でした。

だから子どもの話もよくしましたし、運用の話もいつも楽しそうに聞いてくださる方でした。

「あなたが楽しそうに運用の話をするから、本心で勧めてくれているのが分かるんだよ。」

そう言って、証券会社にあった資金をこちらに移してくださったこともありました。

だからこそ、退職を伝えるのはとても緊張しました。

けれど社長はこう言ってくれました。

「子どもが一番だよ。いい決断だと思う。
また戻ってきてね。任せてよかったよ。」

その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。


退職の日に感じたこと


14年間、仕事をしてきて、辛いこともたくさんありました。

それでも最後に、自分の仕事を肯定してもらえた気がしました。

この会社で働いてきて、本当によかった。

そして私は、2025年4月末で会社を退職しました。

退職の手続きが終わったとき、まず感じたのは
**「ほっとした」**という気持ちでした。

でもそのあと、14年間働いてきた会社のことを思い出して、たくさんの感謝と少しだけ寂しくなりました。

それでも私は、あの日の決断を後悔していません。



数ある記事の中から見つけて頂き、ここまで読んでくださりありがとうございました😊
もし同じように悩んでいる方がいて、私の経験が参考になれば嬉しいです🍀

いいなと思ったら応援しよう!