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97歳まで絵筆を手放さなかった、草間彌生さんから学ぶこと

お世話になっております。
佐藤です。

今日は少し、いつもとは違うお話をさせてください。

世界的な前衛芸術家として知られる
草間彌生さんが8月14日、
97歳で亡くなられました。

草間さんといえば、
無数に広がる水玉模様や、
黄色と黒の「かぼちゃ」。

美術に詳しくなくても、
作品を見れば「あ、この人か」と分かるほど、
唯一無二の世界観を築いた芸術家です。

2016年には米TIME誌の
「世界で最も影響力のある100人」に選出。

同年には文化勲章も受章するなど、
日本だけではなく、
世界を代表する芸術家の一人となりました。

ただ、今回の訃報を見て、
僕が一番心に残ったのは、
そうした華々しい実績ではありませんでした。

事務所から発表された、

「亡くなる直前まで絵筆を手放すことなく、
永遠の愛と魂を探究し続けた97年の生涯」

という言葉です。

97歳まで、絵を描き続ける。

しかも、
「もう十分評価されたから」
「これだけ成功したから」
と筆を置くのではなく、

最後まで自分の表現を追い続ける。

僕はこれを見て、

「人が何かを成し遂げるうえで、
一番大切なものは何だろう?」

と改めて考えました。

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■「才能」だけでは説明できない人生
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草間さんの人生を見ると、
今の世界的な評価だけでは語れません。

1929年に長野県松本市で生まれ、
幼い頃から絵を描き続け、

1950年代後半には単身アメリカへ渡り、
ニューヨークを拠点に前衛芸術の世界へ飛び込みました。

当時は今以上に、
日本人女性が海外のアート界で評価されること自体、
簡単なことではなかったはずです。

それでも制作を続け、
絵画だけではなく、
彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、
小説や詩など、

自分の表現をさまざまな形に広げていきました。

そして何十年もの時間を経て、

「水玉」
「網目」
「かぼちゃ」

といったモチーフが、
世界中の人から知られるようになります。

ここで僕が面白いと思うのが、

最初から「世界の草間彌生」だったわけではない

ということです。

何十年も自分の表現を続けた結果、
後から世界がその価値を認めていった。

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■人は「結果が出ない時間」に弱い
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これは芸術だけの話ではないと思います。

仕事でも、
勉強でも、
資産形成でも、

僕たちはどうしても
短期間の結果を求めてしまいます。

「1ヶ月やったけど変わらなかった」

「半年続けたけど結果が出ない」

「周りの人の方がうまくいっている」

こうなると、

「自分には向いていないのかな」

と考えてしまいます。

今はSNSを開けば、
成功している人が毎日のように目に入ります。

その人が積み上げてきた
5年、10年、20年は見えないのに、

完成した「結果」だけは一瞬で見えてしまう。

だからこそ、

自分だけが遅れているような感覚になる。

でも実際には、

大きな結果ほど、
何も起きていないように見える期間の積み重ねから
生まれているのかもしれません。

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■資産形成も、実は同じです
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資産形成の世界でも、

「何を買えば上がるのか」

「今、一番儲かるものは何なのか」

という情報に目が向きがちです。

もちろん、
情報を集めることは大切です。

ただ、それ以上に重要なのが、

「続けられる仕組みを持っているか」

だと僕は思っています。

1回の大きな利益より、

自分の収入や生活に合わせながら、
資産形成を何年も継続できること。

短期的な値動きだけに一喜一憂せず、
自分が何のためにお金を増やしたいのかを忘れないこと。

10年後、20年後を考えると、

「何を選ぶか」だけではなく、
「どう続けるか」が大きな差になります。

草間さんの芸術と資産形成を
同じものとして語るつもりはありません。

ただ、

一つのことを長く積み重ねることで、
時間そのものを味方につける。

この考え方は、
さまざまな分野に通じるものがあると感じます。

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■「自分は何を残したいのか」
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草間さんは97歳まで、
自分の作品を作り続けました。

普通なら、

「もう十分やった」

と言ってもおかしくない年齢です。

世界的な名声もあり、
数多くの賞も受けています。

それでも絵筆を手放さなかった。

おそらく草間さんにとって芸術は、

「成功するための手段」

だけではなかったのでしょう。

人生そのものだったのだと思います。

だから今回のニュースを見て、
僕自身も考えました。

「自分は何のために仕事をしているのか」

「何のために資産を作ろうとしているのか」

「10年後、20年後、どんな人生を送りたいのか」

お金を増やすこと自体が、
人生のゴールではありません。

家族との時間を増やしたい。

好きな場所で暮らしたい。

やりたい仕事を選べるようになりたい。

老後のお金に不安を感じずに生活したい。

新しいことに挑戦したい。

人によって目的は違います。

だからこそ、

「いくら増やしたいか」

だけではなく、

「そのお金で、どんな人生を作りたいのか」

まで考えることが大切なのだと思います。

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■97歳の最後まで続けられるもの
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97歳まで絵筆を握り続けた草間彌生さん。

その人生を知ると、

「今すぐ結果が出ること」

だけを追いかけるのではなく、

「10年後も続けていたいことは何だろう?」

と考えさせられます。

仕事でも、
資産形成でも、
趣味でも構いません。

10年続けたら、
今とはまったく違う景色が見えているかもしれません。

そして、

20年続ければ、
それはその人の人生を表すものになっているかもしれません。

大切なのは、

「すぐ結果が出るもの」を探し続けることではなく、

自分が信じられるものを見つけて、
時間を味方につけながら積み重ねること。

草間彌生さんの97年の人生から、
僕はそんなことを考えさせられました。

皆さんにもぜひ一度、

「自分は10年後、何を続けていたいだろう?」

「そのために、今日から何を積み重ねるだろう?」

と考えていただければと思います。

今日の小さな行動が、
10年後には大きな違いになっているかもしれません。

草間彌生さんのご冥福を、
心よりお祈り申し上げます。


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【佐藤のチョコっと日記】

執筆:佐藤ゆう
職業:ノマドワーカー・ファイナンシャルプランナー
趣味:投資・マジック

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