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廃業」をチャンスに変えて。勇気を出して一歩踏み出した、あるイベントの記録②

交流が怖かった私を救った「丸テーブル」。緊張が解け、いつもの自分を出せた再出発の日

周りの人々が活発に交流する中、どうしても輪に入れず、最初の一つ目の体験を終えた後は、ただただ席に座って次の出番を待つことしかできなかった。

ポツンと座る視線の先には、5人の起業家たちが語るストーリー。 仕事を「義務」や「忍耐」ではなく、心から「楽しい」と感じて取り組んでいる彼らの姿は、今の私にはあまりにもまぶしく、自分の不器用さが際立つようで胸が痛んだ。

けれど、私は 「今は、ここにいるだけでいいんだよ」と。 無理に振る舞うのをやめ、会場の空気に身を委ねてみた。

そんな私に、本当の転機が訪れたのはその後の懇親会だった。 3、4名ずつの丸テーブルに分かれ、主催者が出すテーマに沿って順番に話していくスタイル。自由な交流が苦手な私にとって、この「強制的に話す場所」という主催者側の配慮は、何よりもありがたかった。

最初は心臓が飛び出しそうなくらい緊張したが、テーマに沿って言葉を重ねるうちに、不思議と心の鎧が脱げていくのを感じた。気づけば、私は自分のことを話し、いつもの自分らしく笑っていた。

そして、一番の勇気を出した瞬間が訪れる。 今回のイベントに参加するきっかけをくださった主催者の方に、自ら話しかけに行くことができたのだ。

「勇気を出して、ここに来て本当によかった」

その一言を直接伝えられたことで、最後には気になる方々との名刺交換やLINEの交換までスムーズにできていた。この新しい縁を大切にしていきたい。そう心から思える自分になれたことが、何よりの収穫だった。

「自信は思い込みでいい」

イベントで聞いたその言葉が、実体験として私の中に落ちた瞬間だった。 最初は動けなくても、疎外感に包まれていても、そこから一歩踏み出せば、いつもの自分に出会える場所が必ずある。

そして、自分でも驚くような出来事が最後に待っていた。 懇親会の締めくくり、全員の前で感想を話す機会に、私はしっかりと自分の言葉で想いを伝えることができたのだ。

廃業からの再出発。 この日、丸テーブルで手にした「新しい繋がり」と「大きな自信」を胸に、私はまた一歩、新しい未来への準備を始めていこうと思う。

参加したイベント: She Connect FES

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