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彼氏と別れるべき?好きだけど辛い・別れるか迷う時に見る5つのこと――「別れた方がいい」と何度も思うのに、優しくされると戻ってしまう人へ。

23時48分。

またケンカした。

もう無理。

ほんまに無理。

スマホのメモを開いて、

「別れた方がいい理由」

を書き始める。

・何回言っても同じ
・話し合いになると逃げる
・連絡ひとつで毎回不安になる
・私ばっかり我慢してる
・一緒にいるのに寂しい

書けば書くほど、

「やっぱり別れた方がいいよな」

と思う。

今日は本気。

絶対別れる。

そして翌日。

彼からLINE。

「昨日ごめんな」

会ったら、

いつもより優しい。

好きな飲み物まで買ってくれてる。

「最近ちゃんと構ってあげられてなかったな」

……

HP、全回復。

昨日の別れる決意、

どこ行った。

「やっぱり好き♡」

……

恋愛、一晩でHP満タンになるRPGちゃうで。

でも。

これ、

笑い話だけじゃないんです。

「別れた方がいい」

と思う自分。

「でも好き」

と思う自分。

両方いる。

だから苦しい。



検索する。

「彼氏 別れるべき」

「好きだけど辛い 別れる」

「彼氏 別れるか迷う」

「別れたいけど別れられない」

でも、

読めば読むほど迷う。

だって彼には、

嫌なところだけじゃなく、

本当に優しいところもあるから。

だからこの記事では、

「そんな男、別れろ」

とも言いません。

「好きなら頑張れ」

とも言いません。

先に、

僕が見る5つだけ置いておきます。

① 同じことで何度も傷ついていないか

② 二人で話し合いができるか

③ どちらか一方だけが我慢していないか

④ 優しくなっただけではなく、問題そのものが改善しているか

⑤ この人といる自分を、自分で好きでいられるか

ただし、

これも点数が多ければ即別れる、

少なければ絶対続ける、

という判定表ではありません。

恋愛は、

そんな簡単な採点では決まりません。

でも。

「彼をまだ好きか」以外の判断材料を持つ。

それだけで、

かなり見えるものが変わります。

この記事を読み終えた時、

「別れる・別れない」

の答えがすぐ出なくてもいい。

その代わり、

「この関係は、私をどう変えている?」

を考えられるようになってもらえたら、

この記事を書いた意味はあります。


「好き」と「幸せ」は、同じ質問じゃない


「彼のこと好き?」

と聞かれたら、

「好き」

と即答できる。

でも。

「彼といて幸せ?」

と聞かれた瞬間、

止まる。

こういうことがあります。

好き。

それは本物。

でも、

一緒にいると不安。

顔色を読む。

言いたいことを飲み込む。

LINEの返信ひとつで、

一日が決まる。

会えた日は天国。

連絡がない日は地獄。

それでも、

好き。

普通に成立します。

だから、

「好き=この関係を続けるべき」

とは限りません。

逆も同じ。

今しんどい時期だから、

即別れるべき、

とも限らない。

見るべきなのは、

好きの大きさだけじゃない。

関係の中で、自分がどうなっているか。

付き合う前より、

笑うことは増えた?

安心できることは増えた?

自分のことを、

前より好きになれた?

それとも。

「私が悪い」

「嫌われたくない」

「我慢しなきゃ」

が増えた?

恋愛って、

どれだけ好きかだけを測る試験じゃない。

その関係が、

自分に何を起こしているか。

そこも見た方がいい。

優しい日の彼も本物。でも、苦しかった昨日も本物


ここは、

極端にしたくありません。

「でも彼、優しい時もあるんです」

と言った瞬間、

「じゃあ大丈夫」

でもない。

逆に、

「酷い時もあるんでしょ?別れな」

でもない。

彼の優しさは、

本物かもしれない。

楽しかった思い出も、

愛された実感も、

嘘じゃないかもしれない。

だから離れにくい。

当然です。

でも。

優しかった今日が本物でも、苦しかった昨日は消えない。

両方見る。

特に重要なのが、

「修復」と「リセット」の違い。

例えば。

ケンカした。

翌日、

彼が優しくなった。

「昨日ごめん」

あなたも、

「もういいよ」

仲直り。

でも。

何が嫌だったのか。

なぜ同じことが起きたのか。

次からどうするのか。

そこは話していない。

2週間後。

また同じ。

これ、

仲直りはしてる。

でも、

問題は修復されてない。

一時的に優しくなったことと、

関係そのものが改善したことは、

別です。

だから僕なら、

こう見る。

優しくなった?

ではなく、

問題が改善した?

ここです。


彼氏と別れるか迷った時、本当に見る5つ


ここから、

具体的に見ます。

① 同じことで何度も傷ついていない?

一度の失敗は、

誰にでもあります。

でも、

同じことを何度伝えても繰り返す。

そして最後は、

あなたが諦める。

そこは見た方がいい。



② 話し合いができる?

意見が違うことより、

こっちの方が大事です。

不満を伝えたら、

逆ギレ。

無視。

逃げる。

「お前が重い」

で終了。

これでは、

二人の問題を、

二人で直せない。



③ あなたばかり我慢していない?

連絡。

予定。

SEX。

お金。

友人関係。

将来。

何かあるたび、

あなたが折れる。

「私が我慢した方が早い」

が当たり前になってない?



④ 問題が起きたあと、実際に行動が変わっている?

「変わった!」

と思った。

でも、

3日だけ。

また元通り。

それなら、

見るべきは、

一日の優しさではなく、

行動が続いているか。

です。



⑤ この人といる自分を好きでいられる?

これ、

かなり大事です。

付き合ってから、

自信がなくなった。

何でも謝るようになった。

人と比べるようになった。

本音が言えなくなった。

嫌われないために、

自分を小さくするようになった。

もしそうなら、

彼の評価だけじゃなく、

この恋愛の中で、自分自身をどう扱っているか

も見てほしい。



ただし、

この5つも、

○が3個だから別れる、

○が1個だから続ける、

みたいな採点表ではありません。

一つの重大な問題が、

関係全体に大きく影響することもあります。

逆に、

一時的にしんどい時期があっても、

二人で修復できる関係もあります。

見るのは、

数ではなく、

安全性・繰り返し・修復できるかどうか。

そして。

暴力。

脅迫。

強い威圧。

監視。

ストーカー行為など、

安全そのものが脅かされている場合は、

この5項目をゆっくり考える段階ではありません。

まず、

安全です。

距離を取る。

信頼できる人や専門機関へ相談する。

恋愛を整理するのは、

安全になってからでいい。


離れられない=それだけ愛が深い、とは限らない


長く付き合った。

3年。

5年。

10年。

旅行した。

家族にも会った。

将来の話もした。

写真も大量。

思い出も大量。

そうなると、

別れることは、

彼一人を失う感覚だけじゃありません。

二人で作ってきた世界まで失う感じがする。

だから、

離れにくい。

恋愛関係へのコミットメントについての研究でも、

関係を続けたい気持ちは、

「今どれだけ満足しているか」だけではなく、

そこまで注いできた時間や労力などの投資、

さらに、

この関係以外の選択肢をどう感じているか、

といった複数の要因と関係すると考えられています。

だから、

「離れられない=ものすごく愛している」

とだけは言い切れません。

例えば、

「ここまで頑張ったのに」

「今さら一人になるのが怖い」

「もうこんな人には出会えないかも」

「別れたら全部無駄になる気がする」

こういう気持ちも、

混ざっているかもしれない。

だから、

一回だけ聞いてみる。

「私は彼を失うのが怖い?」

それとも、

「彼を失った後の自分が怖い?」

似ています。

でも、

同じではありません。


今の彼との問題に、昔から知ってる怖さも混ざってない?


返信が遅い。

「嫌われた?」

ちょっと冷たい。

「見捨てられる?」

本音を言いたい。

「怒らせたら怖い」

こうした反応には、

今の相手との出来事だけではなく、

過去の経験から作られた反応パターンが、

一部影響している可能性もあります。

昔、

いい子にしていた。

誰かの機嫌をずっと読んでいた。

嫌われないために我慢した。

突然離れられた経験がある。

裏切られた。

だから、

似た空気を感じると、

昔から知っている怖さまで一緒に反応することがある。

ただし。

何でも幼少期のせいにする必要はありません。

今の彼が実際に、

不誠実なのかもしれない。

約束を破っているのかもしれない。

雑に扱っているのかもしれない。

だから、

分けて見る。

「これは今の相手に対する不安?」

「それとも昔から知ってる怖さ?」

そして、

「両方?」

それでもいい。

これを分けるだけでも、

全部を相手にぶつける前に、

自分の心が少し見えます。

僕が言う、

「心の詰まり」

って、

こういう、

過去から今の恋愛まで持ち越している感情や、

自分について作った結論も含みます。


付き合い続けるなら、「何が変わればいい?」まで決める


この記事は、

別れさせるための記事ではありません。

だから。

「私はやっぱり、

この人ともう一度ちゃんと向き合いたい」

と思うなら、

それも一つの選択です。

ただ、

「好きだから続ける」

だけで終わらせない。

聞いてみる。

「何が変われば、今より二人は幸せになれる?」

例えば。

ケンカすると無視。



落ち着いたら必ず話す。

人格否定する。



怒っても人格は攻撃しない。

連絡がなくて毎回不安。



お互い無理のない連絡頻度を話し合う。

あなたが何でも我慢。



嫌なことを言える関係にする。

ここまで、

行動レベルにする。

そして大事なのは、

あなた一人だけが変われば成立する話ではない。

もっと我慢する。

もっと理解する。

もっと綺麗になる。

もっと優しくなる。

……

一人で二人分の恋愛、運営せんでええ。

あなた側に変えられることがある。

相手側にもある。

関係を続けるなら、

二人とも参加する。

ここです。


最後に。「私は、この人といる自分を好き?」


彼のこと、

好き。

それは、

否定しなくていい。

本当に好きなんだと思います。

だから、

こんなに迷う。

でも。

好きという気持ちを、

「この関係は続けるべき」

の判決文にしなくていい。

好き。

でも辛い。

好き。

でも本音を言えない。

好き。

でも自信がなくなる。

そういうこともあります。

逆に。

今はしんどい。

でも話し合える。

問題が起きても、

二人で修復できる。

同じことを繰り返さないように、

実際に行動が変わっている。

安心できる時間も増えている。

なら、

すぐに別れる必要がない場合もある。

だから。

優しかった今日も、

ちゃんと見る。

でも。

苦しかった昨日も、

なかったことにしない。

優しかった今日も本物。

苦しかった昨日も本物。

どちらも並べて、

関係全体を見る。

そして最後に、

一つだけ。

自分へ聞いてみてください。

「私は、この人といる自分を好き?」

彼が好きか。

じゃない。

この人といる時の自分を、好きでいられるか。

僕は、

そこをかなり大事にしています。



もし、

何度考えても、

「別れた方がいい」

「でも好き」

を行ったり来たりして、

自分一人では整理できなくなっているなら。

僕が、

「別れた方がいい」

「続けた方がいい」

と答えを決めるわけではありません。

彼の気持ち。

今の関係。

二人それぞれの問題。

あなたの不安。

過去から残っている心の詰まり。

それを整理して、

自分で決められるだけの材料を、一緒に揃えます。

続けるのか。

距離を取るのか。

何を変える必要があるのか。

そこまで見ます。

LINEでは最初に、

「迷い」

と一言送ってください。

この記事を読んだ前提で、

話を始めます。



恋愛は、

好きな人と、

どれだけ長く耐えられるかを競うゲームじゃない。

好きな人と、ちゃんと幸せになるためにするものです。

「別れたくない」

だけじゃなく。

「この関係を続けたい」

と、

自分で選べる恋愛を。

心ほどき屋・良謙



主な参考研究・資料

Giulia Zoppolat, Francesca Righetti, Ruddy Faure, Iris K. Schneider
Ambivalence and Well-Being in Romantic Relationships.

Caryl E. Rusbult
Commitment and Satisfaction in Romantic Associations: A Test of the Investment Model.

Benjamin Le, Christopher R. Agnew
Commitment and Its Theorized Determinants: A Meta-Analysis of the Investment Model.

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