# KAKEHASHI — 壁打ち思考工房 v2.0 詳細取扱説明書+1ファイル
## 1. コンセプト
KAKEHASHIは、ユーザーの断片的なアイデアや思考をAIとの対話を通じて構造化・具体化するための「壁打ち専用」ワークスペースです。単なるチャットツールではなく、複数の**ペルソナ**と**思考モード**を切り替えることで、多角的な視点からアイデアを磨き上げることができます。
## 2. 初期設定
### APIキーの登録
本ツールを利用するには、Anthropic社のClaude APIキーが必要です。
1. サイドバー左上の「APIキー」入力欄に sk-ant-... で始まるキーを入力します。
2. 「保存」ボタンをクリックすると、ブラウザのローカルストレージに安全に保存されます。
## 3. 基本操作
### プロジェクト管理
思考の単位を「プロジェクト」として管理できます。
* **新規作成**: 「+ 新規プロジェクト」ボタンで新しい対話を開始します。
* **タイトル編集**: 画面上部の「プロジェクト名を入力…」から自由に変更可能です。
* **保存と削除**: プロジェクトは自動保存されます。不要なプロジェクトはサイドバーのゴミ箱アイコンから削除できます。
### 対話の進め方
* **メッセージ送信**: 下部の入力エリアに思考を入力し、送信ボタン(またはCtrl+Enter)を押します。
* **クイックチップ**: 画面中央に表示される「スターターチップ」をクリックすることで、最初の一歩をスムーズに踏み出せます。
## 4. 視点とモードのカスタマイズ
サイドバーからAIの振る舞いを瞬時に切り替えられます。
### ペルソナ(誰に相談するか)
* **🤝 壁打ち相手**: 中立的で寄り添う対話スタイル。
* **🔍 厳格な批評家**: ロジックの欠陥やリスクを厳しく指摘。
* **💡 楽観的発想家**: 可能性を広げ、ワクワクするアイデアを付加。
* **😈 悪魔の代弁者**: あえて反対の立場から議論を挑む。
* **👤 顧客視点 / 💼 投資家視点**: 特定のステークホルダーの立場で評価。
### 思考モード(どう深掘りするか)
* **自由探索**: 制限のないオープンな対話。
* **5 Whys 深掘り**: 「なぜ?」を繰り返し、問題の本質を探る。
* **SCAMPER 変換**: アイデアを転用・結合・修正するためのフレームワークを適用。
* **構成案 生成**: 文章や企画の骨組みを構造化して出力。
* **矛盾 検出**: 議論の中にある不整合や論理の飛躍を特定。
## 5. 高度な思考ツール
サイドバーの「ツール」セクションから、以下の特殊機能を利用できます。
* **テンプレート**: 定番のフレームワーク(SWOT、PREPなど)を即座にプロンプトとしてセットできます。
* **マインドマップ**: 現在の議論の流れを視覚化します。
* **比較表 生成**: 複数の案や競合、メリット・デメリットを整理したテーブルを作成します。
* **成熟度スコア**: アイデアの「新規性」「実現性」「論理構造」などを数値化し、フィードバックを受けられます。
* **バージョン管理**: 重要な局面で「保存」しておくことで、後からその時点の会話に戻ることが可能です。
## 6. 出力と記録
画面右下のボタンから、思考の結果を外部へ持ち出せます。
* **MD (Markdown)**: 読みやすい形式でテキストとして書き出します。
* **JSON**: 全データ構造をバックアップとして保存します。
* **日誌 (Journal)**: 会話の要点を「日誌パネル」に記録し、思考の変遷を辿れます。
## 7. 仕様上の注意
* **データ保存**: すべてのデータはブラウザ(Local Storage)に保存されます。ブラウザのキャッシュをクリアするとデータが消失するため、重要な内容は定期的にMD/JSONでエクスポートしてください。
* **通信**: Claude APIと直接通信を行います。サーバーを介さないクライアントサイド動作のため、プライバシーが守られます。
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