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つわりが長くて悪阻でも入院した話

マックのポテトが猛烈に食べたい時がある。片頭痛が薬も効かずに酷い時、まだ吐き気までには至らないけど、何だか胃がムカムカする時。

油で胃がもたれるのに真逆だよなぁ…と検索してみると、脳も体も速攻でエネルギーを求めているからであるとのこと。


私が妊娠悪阻に入る前、私はつわりが早くからあり、4週に入り検査薬で妊娠が判明した時にはもうすでにトイレが駆け込み寺状態。


この世の中のあらゆる匂いが猛烈で、白米が大好きなのに、ご飯が炊き上がったあの蒸気でもう無理である。

あの頃周りの人に聞きまくっていた。どうでしたかつわりは?と。めちゃくちゃ期間と重さに個人差がある。

ちなみに私の母は、私を含めて兄弟でも全く経験しなかったらしく、「ご飯の匂いもダメなの?ドラマみたい!私もそうなってみたかったのよねぇ〜。」 と、憧れを話された。
あ、あんたって人は…笑。(この時点から母には子育てお世話になりました)


4週からのつわりで、食べられるものが、モスバーガーのポテトと、トマト、オレンジ等の酸っぱい柑橘系になっていく。

太りやすかったのでちょうどいっかぁ〜なんて思っていたけれど、妊娠3ヶ月に入り、どんどん酷くなる。

ある時、今がピークなのかなぁ…と思うほどトイレに入り浸りになった。もちろん風邪でもない。夜中に眠れないほどトイレに。翌朝病院に電話をすると「すぐに来てください!」だった。

若かったので、夫は忙しいし、タクシーは匂いで酔うし…、なんせ吐きっぱなし、運転していくと、 朝イチで先生が診てくれた。尿検査もすると、「ちょっとアナタ即入院です、ケトン体が出ていてもう救急車呼んでも良かったのに…、妊娠悪阻です、すぐに病室で点滴をするので、え、一人で運転してきたの?もうーー、荷物はご家族に持ってきて貰ってください。まずは1週間の予定で。」と。

え、妊娠悪阻ってつわりって意味じゃないの?とたまごクラブを読みまくっていたのに。何だかすみません…とフラフラになりながら、病室に行くと、物凄い量で半日点滴するから靴下脱いですぐ寝てくださーい、着替えは後から!と、速攻で点滴である。


ここからがつわりの難しさなんだけど、気持ち悪いけど何か食べないと、気持ち悪くなるんですよね。常に何かつまんでいたいしお腹も空く。でも吐き気止めも入っているので、点滴は凄く楽になった。夫は仕事を切り上げ、すぐに着替え等を持ってきてくれて、また仕事に戻った。そう、仕事が忙し過ぎる夫を夜中起こせなかった、っていうのもあったんだよね…。


私より先に妊娠悪阻で入院していた人が同室に居た。皆、妊娠悪阻か切迫流産だった。(その後切迫早産になる私)。

先輩に「何ヶ月ですか?」と聞くと4ヶ月との事だった。とても痩せていた。お母様が付きっきりで面会時間ずっとお見えになっていた。もう既に1ヶ月入院していると。重湯なら何とか食べられると教えてくれた。

「長…、そんな事ってあるんだ…。」

そう、そんな簡単なものでないらしい。妊娠悪阻は。


私は三日間、毎日8時間の点滴をすると楽になり、我が子のように愛しいワンコも気になり、3日目に「退院したいですーーー!」と先生に聞くと、「うーん、今は毎日点滴してるから大丈夫だけど帰ったらまた同じようになるかもしれないよ。1週間は居た方が母子ともに安全なんだよ」と。

先生は、とても親身な先生で、「もし患者さんが自分の娘だったら、妻だったら」と、いつも家族に例えて話してくれた。
「もしあなたが私の家族だったら1週間って言うよ」。と言われた。

じゃ、そうするか…とはならず、4日で許可を貰う。1回退院、帰宅は認めるけど、安静に、元の状態になったら早目に連絡すること!と。


はぁー、点滴きいたなぁー、なんか食べられるかもー、テレビも見放題(スマホなかった時代)、わーい、と実家にワンコと帰る。

玄関を入る。あれ、家の匂いこんなでしたかね…、「気持ち悪いーー」と後悔。
でも、入院した時のように一日に二十回トイレ、なんて事はない。でも、毎日吐いていた。私は妊娠5ヶ月半までつわりに苦しんだ。

明日になったら終わるかな、明日になったら少しはマシにならないかな、その毎日が5ヶ月半まで、長かった…。(1ヶ月半後は切迫早産で長期入院になる事をこの時はまだ知らない)


少子化が進む今の世の中、もし、つわりや妊娠悪阻で今苦しんでいる方は、早くよくなりますように…。回顧録でした。(片頭痛が酷くて、マックのポテトとキャラメルラテを食しながら)


ちなみに生まれた子は、小さい頃からトマトが大好きで、風邪をひいた時は「何なら食べられそうかなぁ〜?おかゆ?おうどん?」と聞くと「う〜ん、ポテトー!」と答えていてびっくりしました笑

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