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turara_note___
正しさじゃなく愛を選ぶ
「正論振りかざして!」
結婚してしばらくしてからの若い頃、夫に言われた言葉…
そのとき「ハッ」とした…
本当は、正論を押し通したかったわけじゃない。
私にとって本心から望むこととは、夫とともにこれから健やかで安らかな家庭を築き上げていきたいということだった。
どんなに時間がかかっても構わない。
機能不全の家庭で育ち、何よりも健やかで安らかな家庭に憧れていった。
その強固な想いが、ときとして裏目に出たことも往々にしてあったと思う。
それでもそれが自分にとっては最も大切な目標だったので、ずっと心の奥で握りしめ離せずにいた。
自分にとって結局本当に大切なものとは、手放すことがなかなかできないらしい。
けれど、この世は諸行無常…
いずれ身一つであの世に戻るときがくる。
そのときに、この世での心暖まる素敵な想い出として残すことが出来れば良いだけだ。
そして、今の私が選んだのもやっぱり
「健やかで安らかな夫婦関係」
それさえあれば極端な話、他のことはどうでも良いらしい。
歳を重ねる事に本心に嘘がつけなくなる。
あの世に戻るとき、自分なりに後悔しなければそれで良い。
入院手術を経て、死を身近に感じた経験から悟った心境。
いつ亡くなっても大丈夫なように覚悟を決めておこうと思える良い機会になった。
理屈ではないんだよな…
心が求めることとは…
