【詩のようなもの】水たまり シロクマ文芸部
水たまりには魔物が住むと、
昔ばあちゃんから聞いた。
どういう意味なのか、全然わからなかった
けれど。
ある日、空に虹が出て、やっとわかった。
水たまりは鏡であり、境界線だったんだ。
この世とあの世をつなぐ、あるいは、
光と不幸をわける。
生きて行くのが辛い日、私は気がついた。
……もう少し経てば、いずれ晴れるよ。
今は天気雨だから。
水たまりを見つめていたら、ほんの少し
だけ心が微笑んだ。
ばあちゃんが空からそっと、笑って見て
いるような気がした。
※小牧部長、よろしくお願いします。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします。
いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。